帯広の藤丸デパートの催事「うまいもん大会」に出店するという広告を見て、食べたいなぁ~と思って妻に買って来てもらった。
函館に行く際には、いつも往路も復路も長万部で購入して食べていた。次女が函館の高校に入学した時に、久し振りに食べられると喜んでいたら、当時の特急列車は長万部駅に停車しなくなっていたのである。残念に思っていたら、車内販売の売り子さんが途中で「かにめし」の注文を聞きにきたので無事に食べられたのであった。
その後は、たま~に、帯広市内のスーパーなどでも「かにめし本舗かなや」の出張販売があると、目敏くみつけていつも購入して食べていたのである。
つい先月、千歳空港から帯広に戻る際に、「空弁(駅弁の飛行機版)」に「かにめし」がないかと探したのだが、千歳空港では「かなやのかにめし」は販売されていなかった(ように思う)。しかたなく類似品を買って食べたのであったが、やはり「かなやのかにめし」の方が美味しく感じたのであった。
今回、藤丸の催事の広告で「かなや」が出店するというので、早速、初日の今日の昼食に食べたいと思ったのである。
久し振りに食べると美味しく感じるが、妻はなんだか以前よりも物足りない感じがすると言う。そりゃ~こういうものは旅の列車の中で車窓の景色を眺めながら食べる方が情緒があって美味しく感じるものだろう。
これからは昔の駅弁もだんだんと少なくなっていくのであろうなぁ~。
こんな話を書いていたら、久し振りに池田駅の「親子弁当」や横川の「釜めし」が食べたくなってきたなぁ~。