昨日の往路、今日の復路をともに優勝しての総合優勝であるから「完全優勝」である。これは2014年の東洋大、15~17、22の青学大以来の快挙である。
そして、出雲(10月)、全日本(11月)、箱根と学生三大駅伝を制覇して同一年度三冠を獲得した。
かつて駒澤は何度も2冠までは達成していたが、ようやく3冠を達成し黄金時代を築いたと言えるだろう。
この大学駅伝三冠制覇は大東文化大(90)、順天堂大(00)、早稲田大(10)、青山学院大(16)に続く5校目である。
今朝は次女が東京に戻るので帯広空港まで車で見送ったのだが、自宅を出たのが8:40である。
一番気掛かりだった6区の1年生伊藤の走りを心配していたのだが、なんと区間賞で後続との差を広げてくれたという。これをLIVE放送ではなく後から知ったのである。運転中はテレビは見られないし、帯広空港の待合室のテレビではNHKで朝ドラの「ちむどんどん」の総集編が映っていた。スマホのワンセグで見ようと思ったのだが「放送電波の受信が出来ません」との表示が出て映らない。
後から聞いたら、最大のライバルとみていた青学大の6区の選手が区間最下位の成績で失速したという。
この最大の見せ場を生で見ることが出来なかったのであった。
自宅に戻ってからは、安定した走りが続いていたので安心して見ることが出来た。
駒澤は走った10人の選手が、全員区間5位以内という選手層の厚さである。
5区、6区を走ったのが1年生であるから、まだしばらくは駒澤の黄金時代は続くのではないだろうか?
大八木監督はこの箱根で退任して、後継を駒大OBの藤田敦史コーチが引き継ぐというから、また若い感覚で発展させてほしい。
母校が勝つというのは、正月早々気分が良いものである。私のスマホのLINEにもどんどんと同窓生から歓喜の声が入ってきていた。
夕方に、弟の自宅に姉夫婦と私達夫婦が訪れて新年会を催した。ここでも箱根駅伝で甥っこや姉が卒業した大学との結果を話して盛り上がったのであった。
お互いの母校の応援で盛り上がれるのは駅伝が一番かもしれない。
気分の良いお酒を飲めたのであった。