年末から休んでいると曜日の感覚がオカシクなってきてしまう。
朝から、何度も「今日は何曜日だったかなぁ~?」と言うので、「いよいよ認知症が始まったのか?」と疑われているかもしれない。
人の顔と名前を憶えることは、昔から苦手であったが、最近はそれが更にひどくなってきている。さっきまで親しげに話していた相手の名前が出てこないことがあるのだ。
1月末の誕生日を迎えたら満65歳、いよいよ高齢者の仲間入りである。
車で会社に行ったのだが、国道や道道は除雪されているからまだしもだが、市道はヒドイ状況である。道路に降った雪を除雪も排雪もしていないから、車が圧雪していった雪が凍ってガタガタツルツルなのである。マンホールの上は温かいのか、そこの部分だけ溶けているから道路とマンホールとの間に数センチの段差が丸く出来ている。車をユックリ走らせていて、その段差にタイヤがハマって止まってしまったならば、抜け出せなくなる可能性がある。
交差点の四隅もうず高く雪を積んだままの状態のまま放置されているから、信号機の無い交差点に差し掛かると神経を使う。
車の鼻先を交差する道路まで出さないと、車が来ているのかどうかすらも分からない。ユックリと車の鼻先を出して左右の道路を覗き込むのであるが、広い道路も1車線分しか除雪していないから、横に避けることも難しい。ましてや道路がツルツルであるから、タイヤが滑って止まれないし、横にスライドしてしまう。
私の様に慎重な運転をする人間ばかりではないから、あちらこちらで衝突事故が起きている。
市役所は春まで道路状況をこのまま放置しておくつもりなのだろうか?
年寄りは転んで骨折したら回復には時間が掛かる。
冬道の転倒で骨折して寝たきりになる人も多いと聞く。
今年は、整骨院や整形外科が大繁盛するかもしれないなぁ~。
何度もこのブログに書いているが、帯広市内中心部のロードヒーティングも全ての歩道に敷設されているわけではない。多くは商店街毎(南北)の敷設であるから、縦の通り(東西)の歩道には敷設されていないのだ。だから街中を歩いて回遊することは不可能なのである。
こんな状況を放置したままで、今月末には藤丸百貨店が122年の歴史に幕を閉じる。
1商店街や1店舗がいくら努力したところで、不可能なことも多い。行政や市民の理解と援助がなければ、もはや商店街だけではもたないのだ。
藤丸が無くなってはじめて、その重要性を理解することになるのであろうが遅過ぎる。
この大雪と寒波で改めてその認識を深めた。
1996年に私が中心になって作成した「中心街再生提言書」にも、このことを書いているのだが、37年経ってもまったく改善されていないのだから・・・