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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-01-22-Sunday イチケイのカラス

21日の土曜日も二日連続で雪が降ったが、

昨日(金曜日)の除雪作業で身体中の筋肉が悲鳴を上げている状況なので、今日(21日)の除雪は体力的に無理であるからと諦めて家でグダグダしていた。

テレビ番組はつまらないので、午後から映画館に行くことにした。

もう正月映画はほとんど観てしまっている。

新聞で調べて、まだ観ていない「イチケイのカラス」を観にいくことにした。

このドラマは法廷物であるが、コロナ禍で昼間の再放送を何度か見たことがある。やたらと「職権を発動します」というセリフが記憶に残っている。こんな正義感の強い裁判官が居たら・・・。

私はこれでも一応法学部法律学科を卒業した「法学士」である。授業はサボってばかりでほとんど出席していないが、読書が好きなので法廷物の書籍は結構読んでいて好きなのである。

例によって、まだ観ていない人の為に、映画の詳しい内容は書かない。私の趣味のマジックと同じで、あらかじめタネ明かしをされてしまうと、これから観る人の楽しみを奪ってしまうことになるからだ。

一言で言うと「正義」とは何ぞや!を考えさせられる内容であった。

「正義」と云うものは立場によって変わるものである。

最近のSNSなどの普及によって「茶の間の正義」が横行し過ぎていると感じている。

「正義」は時に人を傷つける性質のモノであるが、独りよがりの「正義」の押し付けというのはイタダケナイ。

特に、このコロナ禍で広がった感がする。

日本人に多いとされる「同調圧力」というモノもだ。

他者を思いやる心の余裕が足りなくなっているのであろう。

あまりに「正義」を振りかざすとギスギスした社会になってしまう。日本人には大岡裁きが合っているかも・・・

観終わっての感想である。