ニュースでは帯広市内で21㎝の積雪だと言っていた。
うんざりしながら外がまだ暗い中を除雪作業を始めた。
まずは自宅の玄関から車庫までの通路と、車庫から車を出せる幅を作らなければならない。これが除雪作業の優先順位の第一位である。何か起こった際の緊急避難経路の確保が第一なのだ。
それを確保したら、次は、自宅前の歩道の除雪である。我が家の間口は約22mあるのだが、我が町内会の面々は皆が超が付くほどの真面目人間ばかりで、路面のアスファルトをしっかりと出して2m程の幅の除雪を行っているから、中程の我が家が、この除雪をやらない訳には行かないのである。
お隣さんのご老人家庭の除雪を近所の方々が毎度手伝って除雪している姿には敬服する。
我が家の前の歩道を除雪した後は、車庫前の道幅の拡幅作業である。車庫から2台の車を出し入れ出来る幅まで広げなければならない。
我が家は道路よりも1m程高い場所に建っているから、車庫前の歩道がかなり傾斜のキツイ坂道になっている。ここの除雪が厄介なのだ。斜めの道路は足が滑ってしまって転びそうになるからだ。ちなみに今冬はまだ転んでいないが・・・。
次は、中庭の通路と母の家との通路、そして母の家の前の除雪である。
今冬は降雪量が多いから、もうすでに、除雪した雪を貯めて置ける場所が無くなってしまっている。空いている場所に山積みするしかないのだが、高さがすでに私の身長ほどに積み上がってしまっているから、この上に更に積み上げるには、かなりの力が必要なのだ。
昨日の天気予報での帯広市内の降雪予想では10㎝程度と言っていたから、今日は会社の従業員を休ませた。何せ、現在会社は必要最低限の人数で切り盛りしているから・・・、会社の駐車場の130坪ほどの面積を妻と二人で除雪しなければならなかった。
会社にはHONDAの除雪機があるし、我が家と違って平坦だから大丈夫だろうと思ったのだが・・・
除雪機のエンジンがかからないのだ。
後から従業員に聞いたら、ガソリンをエンジンに通す管の栓を閉めたままにしていたという。そんな栓があることを知らなかったのだ。
仕方がないから人力で3分の2だけ除雪をしたのだが、ここで体力の限界に達してしまい残りは明日に回すことにした。
先週の雪で、全身の筋肉が悲鳴をあげているというのに、そこに更にこの雪である。特に背中が痛くて痛くて・・・。
もう雪は降らなくても良いぞ。もう雪は要らん!