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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-04-08-Saturday #マンホール

暇だなぁ~。

何もすることがないから、また例によって映画でも見に行こうかと6日の勝毎の「映画案内」を調べたら「7日分」の上映時間が載っていた。

7日から新しい映画の上映開始日である。

帯広市の出身で、我が母校の柏葉高校の後輩でもある「熊切和嘉」の監督作品である「#マンホール」の題名が目に留まった。この映画も7日が上映初日である。

たしか、この映画は全国的には2月10日頃に上映開始になっているはずなのであるが、何故だか監督出身地である帯広での上映が2ヵ月も先延ばしになっている。

帯広市(十勝)唯一のシネマコンプレックスである「シネマ太陽帯広」の上映作品セレクトには毎度のことながら不満タラタラだ。

7日の「#マンホール」の上映は一日2回で、一回目が14:45~、二回目が20:30~で、上映時間は99分間である。

ウ~ン、どちらも中途半端な上映時間だなぁ~と感じていた。

翌日7日の勝毎の「映画案内」で8日分の上映時間を調べてみたら「#マンホール」の上映は20:10~の1回のみである。この時間帯では見に行けないなぁと諦めたら・・・、

そのすぐ下段には『BTS(声出し応援上映)マスク着用での声出しOK!ペンライト等応援グッズOK*特別料金2,400円*各種割引・招待券使用不可①18:50 4/20終了』との6段の案内分が載っている。

この「BTS」の6段の案内を挟んでその下段に「#マンホール(熊切監督舞台挨拶付上映)14:00~と載っているではないか。

普通ならば「#マンホール」欄を続けて載せるもんだろうに・・・。何故に間にBTSを挟むのだろうか?危うく見落とすところであった。

8日の14:00~ならば丁度良い時間帯である。

舞台挨拶付の上映会というのも一度は見ておきたいなぁと思ったので、この回を見に行くことにした。

混み合うことを予想して早目に映画館に向かった。

立体駐車場に入ったら2~3階は満杯である。3階に一ヶ所駐車スペースを見つけて入れたのだが、運転席の右側には柱があってとても狭い。柱ギリギリに駐車したのであるが、それでも助手席側が狭くて降りられないと言うので、別な駐車場所を探そうと車を出した。右折するべくハンドルを切ったら、柱の角に付いているプラスチックのカバーに車の後部を軽く擦ってしまったのである。大ショックであるが、擦ったのが他人の車でなくて良かった。

空間認識能力が落ちているのかもしれない。「免許証返納」の文字が頭をよぎった。

上階の広いスペースに駐車し直したのだが、気分はかなり落ち込んでいる。

さて、映画である。

上映前に熊切和嘉監督の舞台挨拶があり、上映後にも再度挨拶をするという。

映画館のスクリーンの前でマイクを使って挨拶したのであるが、映画館だから明るさが足りない。スポットライト等も無いから、監督の顔が良く見えない。

まぁ、舞台挨拶なんてものが、帯広の映画館で行われるなんてのは、そう滅多にあるものじゃないのであろうが、臨時の照明設備くらいは準備するのが礼儀ってものじゃぁないのだろうか。

もしも、これが主演の「中島裕翔(ジャニーズのHey!Say!JUNP)」が来るなんてことになっていたら・・・。

映画館だというのに映画監督を軽んじているように感じた。

私は、映画の内容がまだ鑑賞していない人に分かる様な野暮な解説はしたことがないが、この映画は特に「ネタバレ厳禁」であるから、内容には触れないが、テンポが良くてなかなか面白い映画であった。

チラシに書いてある内容から逸脱しない範囲で云うならば、私は「SNS」ってモノをやったことがないから、このやり取りはちょっと実感が湧かなかったけれども・・・。

見終わった後で、スッキリしない、いわゆる腑に落ちない部分が数多くあった。

上映後の熊切監督の舞台挨拶で質疑応答の時間もあったので、よっぽど手を挙げて質問しようかと思ったのであったが、逆に、これを聞くのは野暮だなと考え直して止めておいた。

新聞社と思しき記者が数名取材に来ていたが、映画館側も事前に前宣伝をしておけばもっと観客数が増えたであろうに・・・。

この映画館は何かがオカシイ!