長野県で、女性二人を刺殺し駆け付けた警察官二人を猟銃で射殺した男が立て籠もる事件が起きた。犯人は翌日に投降したが・・・
殺された女性二人は、犯人の一方的な思い込みによって、犯人の悪口を言っていたとの恨みによる殺人のようである。
警官の方は、警官に射殺される前に殺したと言う供述のようだ。
4人もの犠牲者を出した殺人事件であるが、常識的には考えられない犯行である。明らかに犯人の頭の回線のどこかが壊れている。
私は何度もこのブログで指摘してきたことだが、「コロナ禍」による規制の数々は、経済と人間の精神を破壊する行為をほとんどの国民に3年以上に渡って強いてきた。
この犯行は、その後遺症が出始めているひとつの兆候であろう。
これはコロナウィルスの数倍も恐ろしい。
コロナ禍によって経済的困窮に陥った人間や、他人との交わりを抑制された人間は、悩みを相談する機会すら奪われた。その弊害が顕在化してくるのはこれからである。
コミュニケーションを遮断することが、人間にどれだけの悪影響を与えるのかを、感染症の医者や専門家は理解していない。
政治家や官僚のバカどもは、コロナ禍を機会に、日本の「ジジババショップ」を一気に排除する施策に出たと思われる。
私などのアナログ人間は、デジタル化にはついていけない。いや、行かない。
便利さの裏側にある非人間的な生活などしたくない。
「便利さ」には後戻りが出来ない不可逆的な危険性が潜んでいる。
その弊害を考慮することなく便利さに飛びついてしまったら・・・
あぁ・・・
世界はディストピアに向かってまっしぐらに加速している。