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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-07-09-Sunday 災害

昨日今日と帯広は暑いが、

九州や島根県では線状降水帯が発生して大雨や洪水に悩まされている。

気象というものはバランス良くならないものなのかねぇ~。

ニュース映像を見ていると、今年の農作物の出来はどうなのだろう?心配である。それでなくても諸物価が高騰しているのに、農作物の出来が悪かったら家庭の台所は悲鳴をあげるのではないだろうか?

ロシアのウクライナ侵攻で小麦などの値段が上がり、鳥インフルエンザで玉子の値段が上がり、今度は農作物の不作なんて事態にならないことを祈るしかない。

日本の農業は、政治家のバカどもの無策で、食料自給率は先進国では最低の38%である。だが、この数字だって日本国民は数字のマジックに完全に騙されているが、この食糧自給率はまったくの出鱈目で、実はもっともっと低いのである。

日本の農家は、作物を作る為の肥料や家畜の飼料のほとんどを輸入に頼っているからだ。

今回の鳥インフルエンザでの玉子高騰で分かったことだが、日本は卵を産むヒヨコを海外からの輸入に頼っていたのである。

もしも、戦争や世界的な食糧危機に陥った時に、世界中で一番先に飢える国は日本であると言われていることを国民は知らない。

バカな政治家どもは、「金で買えば良い」とフザケタことを言っているが、人間は食べなければ生きてはいけない動物なのである。

農業生産量の多い海外の国で食料危機がきたならば、まずは自国民の食料を確保するのが常道であろう。飢えを放置すれば暴動が起こるからだ。

昔から「パンとサーカス」(食料と娯楽)というのは国民をおとなしくさせる為の政策なのである。腹を満たし、ストレスを発散させる娯楽を与えておけば国民はおとなしくしていると言われているのだ。

だから政情不安な国ほど自国民を飢えさせないようにするのだ。

金で食料が買えるわけがない。

「弱り目に祟り目」という言葉があるが、困っている時には別の困りごとが発生しやすいものである。

今、日本で一番恐ろしいのは、巨大地震の発生である。

マスコミなどでは南海トラフ地震の発生が近いと騒ぎ出しているが、日本の地震学者の間では南海トラフ地震よりも十勝沖地震の方が切迫しているという説があるのだ。

去年、私の学生時代からのマジック仲間の地震学者がマジック・ミュージアムを訪ねて来た際に、講演会を企画して実施したのだが、その時の話では十勝から釧路、根室の太平洋岸は巨大地震が切迫していると言っていた。この太平洋岸に大きな津波が襲ってきたら、壊滅的な状況になるだろう。

震度7クラスの大きな揺れの心配もあると言う。

我が社の坂本ビルは「旧耐震基準」で建てられたビルである。(つづく)