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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-07-31-Monday 地球沸騰?

国連のグテレス事務総長が

「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰の時代がやってきた」と言った。この7月の世界の平均気温が観測史上最高を記録したのである。今年7月の高気温は日本だけの現象ではない。

十勝も例外ではなく、連日の猛暑日に辟易している。今日の最高気温は30.7℃で午後には水撒き程度の2㎜の小雨が降ったから幾分かは気温が下がったが・・・。それでもまだ30℃以上の最高気温が続いている。

私は帯広青年会議所で1992年に「都市環境問題委員長」を務めた時に地球環境問題を勉強し、その対策から翌1993年に所属した「大学問題委員会」で十勝に「国際環境大学」を創設することを提案した。

1995年には「国際環境大学構想プロジェクト」の担当副理事長としてその活動を推進し、翌96年には「十勝環境ラボラトリー」を創設して、その後10年間2006年末まで活動を精力的に推進してきた。

しかし・・・

ほとんど誰も真面目に地球環境のことなど考えてもくれなかった。この30年間は無駄だったのだろうか?

現在は、あの当時と比べたら、少しは地球環境問題への関心は高まったかもしれないが、世界中では相も変わらず地球環境のことなどお構いなしに戦争をやって地球温暖化をどんどん進行させている有様である。

国連なんて何一つ有効な解決策を提案すらしていない。

SDGsなんて云うまやかしを世の中に蔓延らせて満足しているだけだ。

グテレス事務総長が言う様に地球が本当に沸騰したらいったいどうなるのだろうか?

北極の氷はコップの中の水に浮かぶ氷と同じで融けても水の量は増えないのだが、南極の氷は南極大陸と云う陸地の上にある分厚い氷であるから、これが溶け出したら海水が増えて、水没する島や沿岸部が出て来る。

南極の棚氷が割れて、巨大な島クラスの大きさの氷の塊が滑って海にドッブンコと落ちたら、その衝撃で巨大な津波が起きると予想されている。

そうなったらもう終わりだ。

エルニーニョ現象だのラニーニャ現象だのと海面の水温が平年よりも高いとか低いとかで、世界中で異常気象が起きているが、その比ではない異常気象が起きるであろう。

どんな状況になるのかは前例が無いからよくわからないらしいが、冷たい巨大な氷が海面に落ちたら海水温は急激に下がるのは必至であろう。

地球環境はもう崖っぷちにあるのではないのだろうか?

いずれにしろ急激な変化には人間も動物も植物も対応が出来ずに地球滅亡なんてことになるかもしれない。そうなってからでは遅い。

いや、すでにもう手遅れなのかも・・・