«前の日記(■2023-07-29-Saturday) 最新 次の日記(■2023-07-31-Monday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-07-30-Sunday 札幌

野球の試合を観てまっすぐ帯広に帰るのもモッタイナイ。

若い頃に比べて移動することが体力的にもかなりシンドクなってきている。

3時間以上掛けて帯広に戻るよりも、30分で札幌に出て泊まる方がはるかに楽であるし、久し振りに札幌の再開発の様子も見学しておきたいと思いホテルをとった。

しかし、札幌のホテルはどこも混んでいるし、宿泊料金がコロナ禍時の倍以上もしているホテルもある。かなりインバウンドの海外からの観光客が増加しているのであろう、ようやくススキノのビジネスホテルのルートインホテルを予約出来た。

狸小路に面した3丁目にあった「サンデパート」が再開発され、この7月に一部をオープンして「moyuk sapporo モユク サッポロ」として再生した。

「サンデパート」は1962年に開業した寄合デパートであり、父がこのビルをかなり意識していたであろうことは、我が社のビル名が「サニーデパート」と名前が似ていることからも推察できる。

私は小学1年生時分から一人で国鉄の列車に乗って、毎度の(春・夏・冬)休みに伯父の店舗兼住宅のあった南2条西3丁目に遊びに来ていた。現在のパルコの1丁南側の駅前通りに面した角地で「北宝商会」という北海道民芸品を営んでいたのだ。この建物を札幌オリンピック前に5階建ての「北宝ビル」へと建て替えて職住を分離させたのだが、それ以前はこの札幌の中心街にずっと暮らしていたのである。だから私は札幌オリンピック前後の札幌市中心街の変わり様をしっかりと記憶しているのである。

北広島のエスコンフィールドから札幌のススキノのホテルにチェックインしてすぐに、この「モユク」を見学に行った。夜の混み具合も観ておきたかったからだ。4~6階には「AOAO SAPPORO」なる水族館もあったが、ここは明日の午前中にゆっくり見学することにした。

夕食はエスコンフィールドでタップリ食べていたのでお腹が空いていないから、コンビニで軽食などを購入し、薬局で筋肉消炎剤のチックを購入してからホテルに戻った。歩き過ぎて足が痙攣を起こしそうな感じがしたからだが、これは正解であった。予想通りに朝方にベッドで足が攣ってしまったのであった。

ホテルは朝食付きであった。ビュッフェスタイルであったが、予想に反して豊富なメニューであった。帯広では普段は朝食は食べないのだが、旅行先では朝食もしっかりと食べるようにしている。あちこちと歩き回るにはエネルギーを蓄えなければならない。

ホテルを出てモユクに向かうときに地下街で「マッサージ」店の看板が目に留まった。予約がすでに一杯で私は15分間だけ足裏マッサージをしてもらい、妻は肩を15分間だけマッサージしてもらったのだが、だいぶん楽になった。

モユクの水族館は小さな水槽ばかりで、大きな水槽というのは無かった。ラボと謳っていたがその名の通リ実験室みたいなイメージであった。ペンギンは可愛かったし、クラゲも面白かったが、他の展示物はあまり感動はしなかった。昼食にはやや早かったが混み合う前に地階の蕎麦屋で蕎麦を食べてから「劇団四季のミュージカル リトル・マーメイド」を鑑賞しに行った。

ミュージカル大好き人間の私としては観ておきたい演目であるのだが、妻は数年前に一度観ていると難色を示す。ミュージカルというものはLIVEであるからその都度、毎回雰囲気が異なるものである。何度でも観たほうがよいのである。

観終わってから妻も「良かった」と言う。そうだろう!そうだろう!

駅に向かう途中で大通り西3丁目の「大通ビッセ」の町村農場に寄ってソフトクリームを食べた。昨日からずっとソフトクリームを食べたかったのである。

今日は「土用の丑の日」である。

駅に隣接する大丸デパートの地下ではどの店も「うなぎ弁当」を売っていたが、どうせ、ウナギを食べるなら名店のうなぎを食べたいと思い。「宮川」のウナギを購入してから列車に乗った。

暑かったのと歩き過ぎたのでかなり疲れたが、良い経験ができた小旅行であった。