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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-08-12-Saturday マジシャン

日本奇術協会主催のマジックショー

「奇術の世界 ファンタジーマジックショー in まくべつ」に10名のマジシャンが集まって、明日8月13日13:00から幕別町の幕別百年記念ホールで開催される。

私は日本奇術協会の賛助会員として長年協会に参加している。その関係で今回のショーの「地域コーディネーター」なる役職を仰せつかった。

協力の依頼をされた時に、開催日時を聞いて「ちょっと、その日は厳しいなぁ~、お盆期間中は、大道芸フェスティバルというイベントを20年以上も主催していて、私のビルがその本部になるので当日のお手伝いは難しい・・・」と伝えたのだが、日時の変更はもう出来ないとのことで、13日に開催することになったのである。

事前の準備段階では何とかコーディネーター役は出来るものの、今年の大道芸は12日から、他の「ばんえい競馬」や「上士幌町のバルーンフェス」への大道芸人の派遣などもあって、身体がいくつあっても足りない状況なのである。

今年は更に、東北に嫁いだ長女一家が4歳と2歳の孫と旦那を連れて一家4人で遊びに来るのである。

孫と会うのは久し振りだから孫とも遊びたいしなぁ・・・。

13日の公演本番には家族で鑑賞に行くことが何とか可能ではあるが、舞台のお手伝いは出来ないことは伝えてある。

その代わりと言ってはなんだが、12日夜に帯広入りしたら食事をご馳走しますからと伝えておいた。何が食べたいですか?と尋ねたら「ジンギスカン」との返事である。

マジシャンたちが宿泊するホテル近くの、大通り12丁目の「平和園本店」を20:00に予約しておいた。

マジシャンという職業は、私の師匠であった故ジミー忍もよく言っていたことだが「地方営業の時に、歌手は譜面と衣装だけ、落語家は着物と扇子だけ持って歩けば仕事が出来るが、マジシャンは大きな道具を沢山持って歩かなければならない。しかもその道具の組立、分解、運搬の苦労が多いのに・・・」とボヤいていたものだ。それくらい荷物が多い。

今回も、イリュージョンという部類の大掛かりなマジックを演目とするマジシャンたち4人はボンゴタイプの自動車2台に荷物を一杯に詰め込んでフェリーで苫小牧港に入り、運転して帯広に入ってくる。高速道路の道東道が深い霧のためと事故があったために渋滞が起きていて、帯広入りの予定時間がギリギリになった。

その他の6人のマジシャンたちは飛行機で羽田空港から帯広空港に飛んでくる予定であるが、こちらも霧のために帯広空港には着陸出来ないかもしれない、その場合は羽田空港に引き返しますとの機内アナウンスがあって真っ青になったとのことだが、かなり到着時間は遅れたが無事に帯広に到着したのであった。

先に到着していた4人のマジシャンと「先に食べているからね」と飛行機組に連絡して平和園本店で歓迎会を始めたのであった。

しかし、平和園本店は超満員である。店員の人手が足りないのか注文をしても一向に食べ物が届かないのである。

店に入って注文してから30分以上も待たされたのであった。

まぁ、この間に色々とマジックの話が出来て楽しかったのではあるけれども・・・

ようやく肉が出てきたところに飛行機組が到着したので、ほぼ同時に食べ始めることになったのであった。

マジシャン達は皆、美味しい、美味しいと喜んで食べてくれた。十勝の食べ物の自慢話をしている内にその流れから、明日のショーの前に楽屋を訪ねてお菓子の差し入れをすることになった。明日は六花亭と柳月に寄ってお菓子を購入してから会場入りである。

11時の閉店まで腹いっぱいに肉を食べてもらって、明日のマジックショーのエネルギーにしてもらいたい。