特に背中と腰と腕が痛い。8:00~10:20までたっぷりと2時間以上もマッサージを受けてリフレッシュしてきた。
身体の回復力が昔に比べて格段に落ちている。やっぱりもう年なんだなぁ~。
今年の大道芸は、「おびひろ平原まつり」以外にも、12日には「ばんえい競馬場」で、13日には「上士幌町の熱気球会場」でのイベントに派遣して資金稼ぎを行った。
まつりの補助金や広告費や寄付などの収入も相変わらず少ない中で、自分たちで運営資金を造り出そうという試みであったが・・・
収支決算はまだこれからだが、飛行機代がお盆期間中には割引料金が無いから、お盆期間を外す日程を組むことで割安にはなるが、逆にその分の宿泊費や食費などが掛かる。果たして思った様な収支結果になっているのであろうか?
今年はスタッフが少なかった関係で、例年「ファイナルショー」の前に行っていたオークションは出来なかった。
その分、缶バッチの販売では以前よりも個数も金額も上回った。
ボランティアスタッフの人数がまったく足りていない中で、しかも、勝毎の事業部員は13日には花火大会というメインイベントがあって、そちらに人員が割かれてしまうのは仕方がない。
特に今年の私は、13日に日本奇術協会のマジックショーの地域コーディネーターを務めていたので、大道芸の12~13日にはまったくの役立たずであった。
火ノ川委員長は農作業で忙しい中を責任感を持って仕事を完璧にこなしてくれた。彼が居なかったら、今年の大道芸は成り立たなかったであろう。
以前から、特定のスタッフに重責が集中してしまう傾向にあった。この問題の解決策を持たなければ長続きさせることは出来ないであろう。
「とかち夏空大道芸フェスティバル」の本番である14・15日は、これまでにお手伝いしてくださっているボランティアスタッフが参加してくれて何とかかんとかやりくりは出来たようだが、一部のスタッフには過剰な仕事が集中してしまった。もっと大勢のスタッフが居なければ上手く回っていかない。
今後の一番の問題点はスタッフの人数確保である。
心配された天候の面では、雨も降らず、気温も暑過ぎず、寒過ぎずであったからパフォーマーにも観客にとっても適度な天候であった。
16日には結構な量の雨が朝から降ったから、3日間の開催だと、どうしても一日は雨に祟られるジンクスがあるようだ。
ただ、大道芸だけを考えると、1日の期間短縮は、パフォーマンスの機会が減ることを意味する。一日3回のパフォーマンスで3日間で9回の出演機会が6回に減ることになる。
大道芸人の収入は「投げ銭」であるから、出演回数が減ることは収入減を意味するのだ。これは大きな問題である。
今年のフェスティバルには8組のパフォーマーを招聘したが、その中に大道芸の世界チャンピオンが5組も居た。
この高レベルを維持するには、それなりの「利益」がなければならないだろう。
3日間のまつりと2日間のまつりでは収入が少なくなるのであるから、その分の補填を何で行うかが問題である。
これまで、世界レベルのパフォーマーを招聘できた背景には、ファニー・ボンズの所属事務所の金丸雪菜社長の手腕によるところが大きい。
それに加えて、十勝の食べ物の美味しさで芸人さんを釣っていたキライもあったのだ。
この時期の東京などに比べて、涼しい北海道に来て、美味しいモノを食べることが一流芸人を招聘するモチベーションになっていたのだ。
だが、果たして今後もそれだけで呼べるのであろうか?
今回来てくれた芸人さんたちが皆さん言っていたことだが、帯広のスタッフの方々のアットホームな雰囲気と運営、そして食べ物の美味しさが魅力だと・・・。
20年も続けているとスタッフの高齢化が目立ってきた。私のような腰の悪い老人は重たいモノを持てないから荷物運びには役立たずである。
若い人たちにもっと入ってもらわないと・・・
結局は運営スタッフの人数とパワーが無いと、この大道芸フェスの運営は難しい。
来年の課題としては、これまで「本部兼控室」として使用してきた坂本ビルが使えなくなることだ。どこかに適当な場所を見つけなければならない。