パーラーに行ったのは久し振りのことである。
ビーフシチューとパンとミルクティ、ふわふわのパンケーキと珈琲を注文した。
ホール係の人が「焼き立てのクロワッサンは如何でしょうか?」とテーブルに来た。無料のサービスなのかと思って一個所望したら、すぐに追加の請求書をテーブル上に置いていく。なぁ~んだ!無料サービスじゃなかったんだ!確かに「無料」とか「サービス」とは一言も言っていなかったがなぁ~・・・、それにしても「焼き立てのクロワッサン如何でしょうか?」と各テーブルを全部回って歩くから、こちらはてっきり「試食サービス」かと勘違いしてしまったのである。紛らわしいよなぁ~。
焼き立てのクロワッサンは美味しかった。飲み物はまだ来ていないのだが、熱い内に食べたかったので水で食べ終えたら、次に飲み物とパンケーキが運ばれてきた、なんだか順番が・・・
それを食べ終えるとすぐに熱々のビーフシチューとパンのセットが運ばれてきた。
このビーフシチューの味がじつにしょっぱかったこと・・・・
セットのパンを付けながら食べてもかなりしょっぱい。まるで煮詰まったシチューみたいである。しかし、中に入っている野菜は固かったからどうやら煮詰めたシチューではなさそうだ。
あのRのパーラーが・・・・・・・・
塩辛すぎて水で流し込むのも何だから、パンの追加を頼んだ!
クロワッサンが有料だったのならば、タイミング的にシチューの時に持って来いよな!余計にパンを食べてしまったではないか。
しかし、これが煮詰めたシチューじゃなかったとしたら、シェフの舌を疑ってしまうなぁ~。まさか、コロナにでも罹って、その後遺症で味が分からなくなってしまったとか・・・
帰宅してからもやたらと喉が渇くし、パンケーキのメープルシロップと生クリームの甘さと、シチューの塩辛さとが胃の中でミックスして胃がオカシクなってきて、何だかムカムカしてきたので胃薬を飲んだのであった。
私の舌も熱くてしょっぱいシチューで火傷してオカシクなったのだろうか、今度は晩ご飯の炒飯の味が感じられないのだ。
なんだか自分の味覚に合わないものを食べた変な気分の一日であった。