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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-10-13-Friday カーボンクレジット

東京証券取引所が10月11日に

「カーボンクレジット市場」を開設したというニュース。以下『』内に記事を抜粋する。

『脱炭素社会の実現に向け、二酸化炭素(CO2)の排出量の取引を行う「カーボン・クレジット市場」が東京証券取引所に開設された。「カーボン・クレジット市場」は、企業などが再生可能エネルギーの利用や森林保護の取り組みなどを通じて、二酸化炭素の排出量を減らした分を国が「J-クレジット」と認定し、株式や債券のように売買できる仕組み。二酸化炭素の削減に取り組む企業は、クレジットを市場で売って利益が得られる一方、削減が進まない企業は、クレジットを買うことで排出量を減らしたとみなされる。市場には電力会社や商社、金融機関など188の企業や団体が参加して、午前と午後のそれぞれ1回取引が行われる。』

アホクサッ!

これの一体どこが環境問題に貢献すると云うのだろうか!所詮は「経済(金)」の問題である。この方法でC02の排出量の総量は何も減らないからだ。

この「カーボンクレジット取引」に一体何の意味があるというのか?

地球温暖化が人類のCO2の排出量の増加に起因すると言われている。科学者の中にはこの説を否定する人も大勢居るが、地球温暖化の原因がハッキリしていない中で、尚且つ、世界的な激しい気候変動が顕著な中で、完全否定するにしても、それならば誰もが納得するような説を出してもらいたい。

地球環境問題の欺瞞性、SDGsのまやかしがここにも表れている。

私は1992年に帯広青年会議所の「都市環境問題委員会」の委員長に就任して以来、地球環境問題に取り組んできた。

93年には「国際環境大学」を十勝に創設することを提言し、「言い出しっぺ」として95年には担当副理事長として「国際環境大学構想」の推進をし、96年には「十勝環境ラボラトリー」を創設し活動した。

当時の日本は「環境問題なんてやっていると企業活動が出来なくなる」と言われていた時代であったが「今や、環境問題に取り組まなければ企業は生き残っていけない」と言われる世の中になった。

しかしである。地球環境問題を真剣にやればやるほど、欺瞞性やまやかしに嫌気がさしてきたのである。

国連なんぞは、なんの役にも立たない組織である。

SDGsなんてただのお題目である。

イスラエルのガザ地区で、ハマスがイスラエルを急襲し、イスラエルが反撃している。ニュースでは地上侵攻が始まると言っている。

ロシアのウクライナ侵攻、そしてこんどの紛争。

地球環境のことなどお構いなしで戦いに明け暮れている。

爆弾一発でどれだけ地球環境に悪影響を及ぼすのであろうか?

その一方で「カーボンクレジット市場の開設」だとさ。

陰謀論のひとつに「地球人口は増え過ぎた。減らせねばならない」というのがあるが・・・。