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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-10-14-Saturday 興行師?

世間では私のことを興行師と勘違いしているのでは?

私は小学6年生時から趣味でマジックを始め、大学生時代にプロマジシャンの故ジミー忍師に師事したことで芸能界とのつながりを持ったのであったが・・・。

ただし、その範囲はマジック関係だけであった。

師匠や息子さんとの関係からミュージカルに繋がり、マジシャンの仲間関係から、大道芸人との付き合いが始まり、大学の同窓会の関係からは落語家とのつながりが出来た。

芸人さんの招聘の始まりは、北の屋台を2001年にオープンさせ、賑わいを演出する為にチンドン屋さんを招聘したり、マジシャンを招聘したりした。その流れから発展して、2002年の帯広平原まつりからは大道芸フェスティバルを開催することになっていった。

2000年には駒澤大学の同窓会十勝支部を創設したが、同窓会の「派遣講師制度」を活用して落語家を招聘して、2010年頃からは一般市民にも落語会を提供するようになっていた。その流れなのかもしれないが、落語会のプロデューサーから、十勝で落語会を開催したいので地元のスポンサーを紹介してほしいとの依頼が今年あった。

2015年にマジック・ミュージアムを坂本ビル3階にオープンさせたことで、色々な団体から私に「マジックをやって欲しい」との要請が急激に増えたのだが、私は忙しくてその要望に応えることが出来なかった為に、帯広のマジッククラブのメンバーなどを紹介したりプロマジシャンの紹介をする機会が増えていった。

テレビなどには私自身が出演する機会も増えていった。

やがて、日本奇術協会が帯広・十勝に注目するようになり、本格的なマジックショーを帯広や幕別のホールで開催することが増えていったのであるが、その際に地域のコーディネーター役を依頼されるようになっていった。

2020年から起こったコロナ禍で困窮している芸人さんらのために、市民文化ホールで大道芸の催しを開催したが、これも大好評であった。

そんな活動をここ四半世紀も続けているものだから、世間では私のことを興行師みたいな仕事をしている人間だと勘違いする人が増えているようである。

先日も、十勝管内のとある団体からマジック公演の依頼があった。

私は、マジックの大道具類は昨年10月に全てルスツリゾートに寄付してしまって、手元にはトランプやボールやコインなどの基本的な小モノしか置いていないから、今は暇であるのにマジックショーは受けられなくなっている。

皮肉なものである。

そういう依頼の場合には、プロマジシャンを紹介するようにしている。

私が「縁」を繋ぐことで、帯広十勝で「生」の芸能を鑑賞する機会が増えるなら嬉しいことである。

やっぱり芸事は「生」で観るに限るから。