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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-11-01-Wednesday いやはや物騒だ

10月31日の午後に埼玉県蕨市の郵便局に

拳銃を持った男が押し入り人質を取って立て籠もったというニュース。

テレビで見たら、ジャージ姿のしょぼい老人が首からぶら下げた紐で結んだ拳銃を持って警察官を威嚇している様子が映った。

エッ、刃物というならば分るが、拳銃だって?

どうして、こんな老人が拳銃を所持しているのであろうか? ワイドショーでは元警察官というコメンテーターが「拳銃はトカレフだと思う。数十年以上前に、ロシアや中国から日本に大量に持ち込まれた拳銃の様だ」とコメントしていた。この老犯人は元暴力団ででもあったのであろうか?

ニュースでは、この立て籠もり事件の前に、郵便局近くの戸田中央病院というところで、病院の外から銃弾が撃ち込まれて、医者と患者が負傷する事件とアパートが燃える火災が起きていて、関連性があるのではと疑っていたが・・・

人質立てこもりの犯人は、みたところかなり高齢な老人であるし、たった一人なのであるから、犯人の体力的に言っても7~8時間程度で犯人を確保することができる事件であろうと思うのだが、犯人が所持している凶器が拳銃であるから、死傷者が出ないかが心配であったが・・・

午後9時20分頃に「犯人確保」の緊急ニュースが出た。

新聞の朝刊で、犯人の年齢を見てビックリした。ニュース映像で老人だなぁとは思ったが、まさか86歳だったとは驚きである。

こんな老人が何故に拳銃を所持していたのであろうか? コメンテーターが言うように元暴力団員で、ず~っと昔から所持し続けていたのであろうか?

確保された犯人を見ると、なんだか認知症みたいにも見えたがなぁ。

火災があったアパートは犯人の住居であったとのことであるから、自宅に放火して、病院の外から拳銃を撃ち込み、そこから郵便局に逃げて行って籠城したらしい。

凶器が拳銃ってのが怖いよなぁ~。流れ弾に当たる可能性があるから百メートル以上は離れていないと危険であろう。

なんとも物騒な世の中であるが、コロナ禍で困窮した人達が、これから年末にかけてもっともっと増えるであろう。想像を逞しくすると、老人ホームに入れない元暴力団員が、施設の代わりに刑務所に入ろうとしたのかもしれないなぁ~。

例年、年末には犯罪が多発するが、なんだか今年は凶悪な事件が増えそうな気がするなぁ