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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2023-11-25-Saturday ゴジラ

映画「ゴジラ−1.0」を観てきた。

ゴジラ映画の第一作目の「ゴジラ」は昭和29(1954)年の上映作品で、翌1955年に制作された第2作目の「ゴジラの逆襲」も生まれる前であるから、当然リアルタイムでは観ておらず、リバイバルでしか観ていない。「ゴジラ」は怪獣映画ではあっても、子ども向けの作品というよりは、社会派の作品であった。

私が子供の頃に見た最初のゴジラ映画は、おそらくは昭和37(1962)年公開の「ゴジラ対キングコング」なのであろうが、これはまったく記憶が残っていない。

映画大好き人間であった父には幼少の頃から映画館によく連れていってもらったものだが、東宝映画が掛かっていた帯広劇場の株主優待無料券が毎月分あったものだから、東宝の映画は特に数多く見ている。森繁久彌の社長シリーズなども子供が見るような映画ではなかったが、ほとんど見ていたのだ。

東宝の怪獣映画にはモスラとかラドンとかもいるが・・・

記憶に残っているゴジラ映画といえば昭和39(1964)年に公開された第5作目の「三大怪獣 地球最大の決戦」からである。キングギドラの印象が強烈であった。

この映画のゴジラは、モスラに諭されて、人間の味方みたいな怪獣になっていくが、その当時には、まだだ第一作目のゴジラ映画を見ていない子どもの私にとってはゴジラの怖さというのは少なくて、むしろキングギドラの方が怖い怪獣であった。

私も成長するにつれて怪獣映画は子供っぽく感じて何だかバカバカしくなってきて見なくなったのだった。

私も結婚して子供が生まれてからは、子どもを連れて怪獣映画を再び見るようになったが、子どもの付き添いという感覚でしかなかった。

ゴジラ映画を子ども連れでなく観たのは「シンゴジラ」が久し振りであった。

今回の「ゴジラ−1.0」は批評の採点が高かったので見る気になったのである。

1200円で楽しめる映画は、コストパフォーマンス的にも満足できる娯楽である。このゴジラ作品は子ども向けの作品ではないところが良かった。観客も子どもは少なくて大人ばかりであった。

一点だけ気になったのは、ゴジラに襲われる群集の中に俳優の「橋爪功」が映った様に思ったのだが、終演後に妻に聞いても判らなかったと言うし、物語の中にはまったく橋爪功は出てこないし、エンドロールにも橋爪功の名前が無かったのだ。

ただの友情出演だったの?