今、会社や自宅の整理をやっている最中であるのだが・・・、机の引き出しの奥やら、資料の間から「新聞紙の切り抜き」がやたらと出てくるのだ。
恐らくは、父が切り抜いて保存(?)いやただ単に捨てられずに取っておいたものであろう。
だが、その保存の仕方が、私とはまるで異なるのだ。
私は、何新聞の記事なのか、何月何日の新聞なのかがハッキリ判るように新聞社名や発行年月日も一緒に切り抜いて、紙に貼り付けて保存しているのだが、父のは記事だけを切り抜いて、色々な場所にそのまま置いてあるから、新聞社名も発行日付けも分からないし、破れていたり陽に焼けていて赤茶けていたりして保存状態はよろしくないのだ。しかも、当時の新聞記事の活字の小さいこと小さいこと。
私の眼はまだそんなに老眼は酷くなっていないが、文字が細か過ぎるのとインクが薄くなってしまっていて、とても肉眼では読めた代物ではないのだ。
会社のコピー機で3倍くらいに拡大複写してようやく判読出来る様になる。捨てるつもりで整理しているのに、逆に増えてしまう。
困った性格であるが、老後の暇つぶしに坂本家の歴史を書こうと思っているので良い資料になると思っている。
こんな調子であるから、捨てるスピードはさっぱり捗らない。