昨日の石川県の大地震の被害が、夜が明けて少しづつ明らかになってきた。私がショックだったのは輪島市の7階建てのビルの倒壊である。ニュース映像を見たら横倒しになっていた。
このビルが、何年の建築なのかの情報がまったく無かったが、旧耐震構造なのか、新耐震構造なのかは私にとっての最大の関心事である。
私のマジックの旧友が、地震予知研究の第一人者の東海大学の長尾年泰氏である。2年前に帯広のマジック・ミュージアム見学のついでと言ってはなんであるが、当時、私が会長を務めていた帯広ビルディング協会の行事として長尾氏に地震の講演を依頼した。
その時の講演で、能登半島が危ない、そして次に危ないのは北海道の道東沖であるとの講演内容に愕然としたことをハッキリと覚えている。
地震予知などあまり信じていなかったのであるが・・・
今回の能登半島の大地震を見て、やっぱり地震予知研究は進んでいるのだと云うことを認識した。
この地震のニュースは、昨日の夕方16時過ぎのテレビで知ったから、もう陽が落ち始めていて被害の様相が判明していなかった。
一夜明けて、朝のニュースで被害状況を見て、その被害の大きさにビックリしたのである。
特に、輪島市の7階建てビルの倒壊にはショックを受けた。
頭で理解することと、実際に見るのとでは衝撃の大きさは桁違いである。
今日2日の私の関心事は箱根駅伝での母校駒澤大学の活躍でしかなかったのに・・・。
その駒澤大学は1区、2区と順当にトップを取ったものの、3区でライバルの青学に逆転されてしまった。
当初の予定通りの勝ちパターンが崩されると焦りが生じてしまうものだ。
往路は2位に終わった。
何だか釈然としない状況である。
夕方のニュースを見ていたら、今度は羽田空港で飛行機の炎上する映像が映った。かなり後になってから、新千歳空港発の飛行機が、着陸寸前に、海上保安庁の飛行機と衝突して炎上する事故であったことが判明した。
この時期の北海道から東京への飛行機の便での事故である。誰か知人でも乗っていやしないかと心配になった。
少し後に、乗員全員が無事に脱出したという報道に一安心したが、この時期に帰省して、帰京する人間の中にはペットを連れている乗客もいたであろう。人間は全員無事に脱出できても、貨物室に入れられているペットはどうなったのであろうか?
滑走路上での衝突事故?
着陸する日航機にはミスは無かろう。問題があるとすれば、管制官の誘導ミスか、衝突した海上保安庁のパイロットが管制官の誘導を無視したかのどちらかであろう。
なぜに今年は正月早々にこんなに大きな災害が起こるのであろうか。
今年は大丈夫なのか?