今日は土曜日で会社も休みであるし、天気は晴れで気温も高い。私が青年会議所(JC)の現役会員であった30歳台の若い頃は、JCが氷まつりの雪像造りやイベントなどに関わっていたこともあって、子供たちを連れて行ったものであった。
自宅から緑ヶ丘公園までは徒歩で30分程度の散歩には最適な距離であるし、今日は3月下旬並みの温かさであるから、久し振りに氷まつりの見学にでも行こうかと思ったのであるが・・・
結局行かずじまいに終わってしまった。
いざ、出掛けようとすると急に億劫に感じてしまったのである。
高齢者になってから、冬道で滑って転倒して骨折でもしたらと思うと出掛けるのが極端に億劫になるのである。
子どもは風の子と言うが、昔の子どもは寒さなんて気にしなかった。現代の子どもはどうなのであろうか?
家でニュースを見ていたら、過激派のメンバーで指名手配されていた桐島聡が確保されたという。
この顔には見覚えがあるなぁと思ったら、銭湯などに指名手配の犯罪者の顔写真が掲示されているが、そこでよく見かけていた顔であった。約50年間も逃走を続けていたという。年齢も70歳だというから私とたった4歳しか違わない。
「死ぬ時には本名で・・・」と言っているらしい。
恐らく偽名で逃亡を続けていたのであろうが、自分のアイデンティティを隠して、いつ捕まるのかとビクビクしながら50年間も暮らすなんて・・・。きっと最後の最後くらいは、桐島聡本人としてアイデンティティを確認して死んでいきたかったのであろうなぁ。
50年も逃げ続けていて時効ってのは無いのかなぁ~。いったいどんな罪だったのかは詳しくは分からないが、むしろサッサと捕まって刑務所に入っていたら、今頃は刑期を終えて出所していたかもしれないのに・・・。
どんな逃亡生活であったのか、この間の心境などには興味がある。きっと、誰かが小説やドラマなどにするのであろうなぁ。