日本全国の2022年の推計飼育頭数は、犬が7,053千頭で、猫は8,837千頭。この2種が圧倒的に多くて、この他には、魚や鳥や爬虫類などもいるが犬猫に比べれば微々たるものである。
犬派と猫派とに大きく分かれるのではないかと思うのだが、中には犬と猫を一緒に飼っている人もいるようだ。
私はなんといっても犬派である。自分の干支が戌(いぬ)年ということもあるし、猫アレルギーの家族もいるので猫は飼っていない。
猫は犬に比べると身軽であるから、家の中での活動空間がとても広い。猫を飼うと、倒れやすい置物などを高所にも並べることも出来なくなってしまう。
犬ならば、ジャンプしてもせいぜいが数十センチ程度であるから、床から1m程も高い場所であれば壊される心配もないから安心して飾っておける。
何より犬の方が人間に従順であるのが良い。
ペットを飼うと困りもののひとつが「抜け毛」である。
以前に、大型犬のラブラドール・レトリーバーを2頭同時に飼っていたことがあったが、抜け毛の始末には難儀した。特に毛の生え変わりの時期には、コロコロが必需品であった。
犬の寿命は12~15年くらいであるから、飼っている犬が死ぬのを見るのは何よりツライ。2頭が12年と16年の寿命を全うして死んでしまってからは、しばらくの間は「ペットロス症候群」みたいに気分が落ち込んでしまった。
5年前に子どもたちが夫婦二人だけでは寂しかろうと、犬をプレゼントすると言うのだが、高齢者になると大型犬を散歩に連れて行くのも、お風呂に入れるのもかなりシンドイなぁと考えていたら、小型犬で毛も抜けない犬種のトイ・プードルなら良いだろうと買ってくれたのである。
トイ・プードルの運動能力にはビックリした。50㎝位の長椅子にピョンと飛び乗るジャンプ力がある。頭も良くて、人間の言葉を理解しているような行動をする。
つい先日のことである。とある粗相をしたのでキツク叱ったことがあった。怒られたことをチャンと認識していて、夜になっても寝室に来ない。寝室の前のドアのところで寂しそうにしながら待っているのである。
許してあげたら、嬉しそうにして部屋に入って来る。この仕草がこれまた可愛いのだ。
これだから犬は可愛い。益々可愛いがってしまう。、あんまり可愛いものだから、私がついついおやつを与え過ぎてしまって、最近少々太り気味になってきた。
おやつを上げ過ぎると病気になってしまうから、心を鬼にして与えないようにしなければならないのだが・・・
おねだりされると上げてしまい。今度は私がキツク叱られている。