ボケ(あえて自分のことだから認知症とは書かない)が始まったようだ。
早くも日にちや曜日の感覚が無くなっているのだ。
自分でカレンダーに5日は「ゴルフ」と予定を書き込んでいたのになぁ・・・
ゴルフのクラブやバッグを仕舞ったままにしてあったのだ。あわてて引っ張り出して中身を確認したら、去年の最後のゴルフの時のクラブセッティングのままになっていた。
去年の後半は非力になったためなのか球が飛ばなくなって、しかも長めの5番アイアンがまるで上手く打てなくなったので、その5番アイアンの代わりに9番ウッドを入れていたのである。
今年はまだ実際に球を打っていないから方向性が荒れるだろうと思った。林の中などに打ち込んだ場合の脱出用に5番アイアンは必需品であると思ったのである。
物置に探しに行って見つけてきて入れ替えて出かけたのであったが、練習場に行く時間が無くなってしまった。
ゴルフ場への到着時間もギリギリであった。せめてパターの練習位はやっておきたいと思ったので、2階の食堂で食事をする時間が足りないからと、おにぎりを一個だけ作ってもらってテイクアウトすることにした。
さぁ、パターの練習をしようと思ったらばロッカーのキーを失くしてしまった。オカシイナァ~2階の食堂に持って上がったはずなのに・・・
もう一度2階の食堂に行ってみたが見当たらない。また1階に降りてフロントに届いてないかと尋ねたら「届いていない。ロッカーに付けたままなのでは・・・」と言うのでロッカールームに行ってみたが付いていない。そこで手荷物を再度調べてみたのだが無いので、もう一度2階の食堂に行ってみたら床に落ちていた。ロッカールームでは上着と帽子を脱いで調べた際に帽子を置いてきてしまったことに気が付いた。そこでもう一度ロッカールームに戻って帽子を取ってきた。
クラブハウス内をうろちょろしている間に、私にスタートの呼び出しが掛かった。私は一組目のスタートであったのだ。
パットの練習も素振りもしない内にいきなりスタートになってしまった。
ところが、不思議なものである。今年の最初のスイングは完璧なショットだったのである。セカンドショットも上手く当たって10m奥に2オンしたのだ。
俺ってゴルフの天才かも・・・。
他の3人は3オン4オンで、私よりもホールに近い場所に乗ったから私が一番最初にパットをしなければならなかった。
私のパットは5mもオーバーした。この後の返しも2mオーバーである。
え~グリーンが速い。キャディさんが午前中は公式戦だったから速いのよと言う。もっと早くに教えてよ~。結局2オン5パットの7打であった。
あ~ぁ、そりゃそうだよなぁ~。いきなりぶっつけ本番で上手くいったら誰も苦労はしないよなぁ~。
結局OUTは46打、INは48打の94打であった。私は前立腺癌の治療以後6年間はゴルフ場の風呂には入っていないから表彰式まで皆が上がってくるのを待つのも辛い成績も悪いので、参加賞をもらってさっさと帰宅したのであった。
いやはや、ドタバタの一日であった。