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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2007-12-15-Saturday ブログのテーマ

マジック歴37年:こう書くとよっぽど上手いのだろうな!と思われる様に錯覚させるのがマジシャンの手の内である。

全ての情報を出さずに客が勝手に良い方向に推測する様に巧みに誘導する(マジックの専門用語ではミスディレクションという)のである。

最近では政治家もこの手を稚拙にマネする様であるが、年金問題の公約で新聞を騒がせている「言葉足らず」とゴッチャにされては困るのである。レベルが違うのだ。

マジックを趣味とする人間として悔しいのは、新聞などでは「手品・奇術・マジック」という言葉を「ごまかす」「騙す」という意味に使っていることである。

マジックは不思議を媒介とした素晴らしい総合エンターテインメントなのである。騙している訳ではなく、不思議を演出して楽しませているのに不等な扱いを受けている。

どうやら日本人はマジックに対して偏見を持っているようだ。

人間の脳みそはサプライズを感じると活性化するという類のことを脳科学者の茂木健一郎氏も言っていたと思うが不思議な現象を見せるマジックは脳を活性化させるのである。

さて、このブログではいくつかのテーマに添って書き進めていこうと思っている。北海道新聞社の「朝の食卓」というコーナーで2003〜2006年までの4年間で37編のエッセイを書いてきたが、そのテーマは「マジック」「まちづくり」「駄犬サニーくん」「紀行文」「雑感」などであった。朝の食卓はおよそ月に1度の執筆ペースだったので深く掘り下げることが出来なかったから、自分のこのブログのコナーでは各テーマをシリーズ化して深く展開する予定である。

乞う!ご期待!!