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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2007-12-28-Friday 帯広って良いところだなぁ〜

22日(土)に釧路から長男(18歳)が、翌23日(日)には東京から次女(19歳)が帰郷した。

次女はとかち帯広空港に着くなり「ジンギスカンが食べたい」と言う。私が大学生だった頃はまず真っ先に「母親が作った料理が食べたい」と言ったものだったが・・・

料理を作る手間が省けるから、妻が反対する筈はない。「食べ終わったら皆で温泉に行こう!」と付け加えることも忘れなかった!

帯広のジンギスカンは安くて美味い!

近所の「焼肉平和園」は日曜日にはいつも超満員だから早目の5時半に行ったのだが、既に駐車場は満杯で、1時間以上の待ち時間だという。誰しも考えることは一緒のようだ!

平和園の「ジンギスカン定食」は『ジンギスカン肉1人前・ライス・味噌汁・漬物・フルーツ』が付いてたったの520円なのである。肉が一人前では少ないから、定食をベースにして他の肉を追加するのだが、ジンギスカンの並は一人前310円という安さなのである。因みに平和園のメニューではジンギスカンは上(510円)・中(410円)・並(310円)となっているのだが、値段が高ければ美味いというものではないのである。帯広に暮らしている「通」は並を注文するのであ〜る。ジンギスカンの上中並は脂身の量(部位)で決まる。脂が少ないほうが値段は高いのであるが、実は脂が多いほうが甘くて美味しいのだ。羊肉の脂は食べても肥らない(モデルの人たちがそう言って食べていた)そうだから、並の脂身が多いほうが、安くて美味くて健康に良いということになるのである。

1時間も待てない(十勝人は待つのが苦手)ので、別の「北海道」というジンギスカン専門店に行って食べてきた。この店もまた美味いのだ。お腹一杯に食べた後には、一休みしてから温泉である!

十勝は何処を掘っても温泉が出るから、帯広の銭湯は全部が温泉(サウナ付き)なのである。しかも、帯広の泉質は日本ではここだけ、世界でも二箇所にしかないという「植物性のモール温泉」なのである。ウィスキーの様な茶色でヌルヌルして肌に良く、湯冷めしない泉質だ。他の日本の温泉の泉質は「鉱物性」であるからアレルギーの人には向かないが、モール温泉はアトピーの治療にも効果があるらしい。銭湯だから料金は390円ポッキリである。回数券を買えば一回たった351円で入れるのである。

最近の石油高では、自宅でお風呂を沸かすより、温泉の銭湯に行ったほうがはるかに安上がりである。ジンギスカンと温泉を堪能しても料金は一人1200円足らずである。帯広って良いところだなぁ〜!