«前の日記(■2008-01-11-Friday) 最新 次の日記(■2008-01-13-Sunday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-01-12-Saturday わが母校出身の芸能人

わが母校、帯広柏葉高校の出身者には有名な3人の芸能人がいる。(以下敬称略)

一人目は歌手の「中島みゆき(美雪)(1952年生)」である。彼女は柏葉20期(1967〜1970)3年E組の卒業生である。彼女は帯広時代があまり好きではないらしく、自身では「札幌出身」と言っているようである。彼女の祖父は「中島武市」といい、「みつわ屋」という呉服店を経営する実業家であり、帯広商工会議所の会頭(1943.9~1950.11)や市議会議長を務めた政財界のドンでもあった。柏葉高校の国道38号線を挟んだ南側には帯広開拓の祖「依田勉三」の銅像が建っている「中島公園」があるが、この公園は武市が帯広市に寄贈したものである。

父は初め勤務医であったが、1963年に帯広市で産婦人科医を開業した。(因みに帯広小学校→第三中学校→柏葉高校は私と同じ学歴である。)

みゆきは札幌の藤女子大学に進学するが、大学4年生の時に教職の単位を取得する為に母校の柏葉高校に教育実習に訪れた。その時に教わった1年生(1973年)が私たち柏葉26期生(1973〜1976)なのであった。1975年の第六回世界歌謡祭に出場し、「時代」でグランプリを受賞して一躍有名歌手になった。番組を見て、「あっ、あの○○なお姉さんだ!」とびっくりしたものだ。その後1979年からはラジオの「オールナイトニッポン」のパーソナリティとしても活躍した。同じ十勝出身(足寄町:足寄高校出身)の歌手「松山千春(1955年生)」との掛け合いは笑えた。(因みに千春は足寄高校時代はバスケット部であったが、当時の柏葉高校はインターハイに出場するほどの強豪校であったから足寄高校は一度も柏葉には勝てなかったそうだ。)

二人目は「吉田美和(1965年生)」Dreams Come True のヴォーカルである。十勝ワインで有名な池田町の出身で、柏葉高校に進学した。彼女は柏葉34期(1981〜1984)3年E組の卒業生である。彼女は高校在学中からバンドを作り、オリジナル曲を歌う目立った存在であったらしい。彼女の卒業記念コンサートはわが社「坂本ビル(当時はサニーデパートという名称であった)」の六階の大ホールを使って行われたのである。

彼女の当時のバンド仲間が私の親戚(弟の嫁の兄)になった。本人は言及していないが噂では「未来予想図」の歌詞の相手が彼であったらしい・・・。彼の結婚式の時に吉田美和から電報が入り、「何でだ?」と話題になったのであった。

三人目は芸能人ではないが、それに近い存在として「安住紳一郎(1973年生)」TBSアナウンサーをあげたい。彼は柏葉42期(1989〜1992)3年E組の卒業生である。昨年の8月にTBSで放送された「アイスガールズ」というシンクロナイズド・フィギュア・スケートの大会のメインキャスターに起用されていた。このフィギュア選手の中に、わが家の長女がいて、安住アナと帯広出身ということで親しくしてもらったとのメールが入っていた。

三人ともに何がしかの縁があるようだ。

不思議なことにこの三人は皆、「柏葉高校3年E組」の卒業生なのである。

わが母校からこういった才能ある有名人が出てくれることは嬉しいことだ。柏葉高校出身ではないが、松山千春を含めると、中島みゆき・吉田美和の3人の素晴らしいアーチストが同じ十勝出身なのは、この豊かな平原が生み出した才能なのだと思う。次の世代が飛び出す事を期待している。