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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-03-03-Monday 道新、朝の食卓2

北海道新聞2003年2月23日掲載「バカラボ」

人の為と書いて「偽り」と読む。

ある講演会で聞いてなるほどと感心した言葉である。

私たちの活動も人のためにしているのではない。自分自身の存在意義の確認と楽しみのためにしているのである。

何事も楽しみながら遊んでいるせいか変わった人間が多く集まって来る。グループ名は「十勝場所と環境ラボラトリー」略称BakaLabo。ラボラトリーは、英語で実験室を指す。このため、「ばか者の実験室」にひっかけて、バカラボとも言われているが・・・。

その変な仲間たちが冬期間は雪に閉ざされて使用されていない景観抜群の畑を借りてビニールハウスの高級フランス料理のレストランを作った。一流のシェフを仲間に引き入れてしまったので味も飛び切りにうまい。

ビニールハウスとフレンチ、この落差が面白い。

季節営業だが厨房設備も本格的だしバイオトイレも備えた。半年間使われない畑について、自分たちが楽しむことで新たな活用法が探れないかという試みなのだ。

心に余裕を持って遊ぶ時には遊ぶ。ここまで徹底してやると何かが起こる。

心を亡くすと書いて「忙しい」と読む。

今、忙しいと感じてる人は徹底的に遊んでみよう。