まいったなぁ。帯広の中心街から本屋さんが無くなってしまった。
携帯電話の流行で、皆がそちらにお金をかけるようになり、活字離れが一段と激しくなったことも一因らしい。
根っからのアナログ人間で活字中毒の私は、常に何かの印刷物を読んでいないと落ち着かないのだ。子供が生まれてからは躾もあって、さすがに食事の時には読まなくなったが、いまだにトイレの中には新聞を持ち込んでいる。昼休みに本屋をのぞくのが日課だったのに、会社の近くに本屋さんが無くなったことで、イライラは募る一方なのだ。定期購読していた本はどうなるのだろうか?
買った本には愛着があり、捨てることもできない。困った性分だと思う。だから増える事はあっても減る事はなく、家も会社も本であふれかえっている。
先の十勝沖地震では、自宅の書庫に山積みしていた書籍が崩れた。今も足の踏み場ない状態だが、整理するには時間と覚悟が必要で、ずっと手付かずのままなのだ。
映画と原作を比べても、原作がはるかにおもしろい。しょせん、映画は他人(監督)が考えたイメージを見ているにすぎないからだ。
若い人も、もっと本を読んで創造力を鍛えようよ。活字中毒が増えたら、中心街に本屋さんが復活するかもしれないよ。