日本人は語呂合わせが好きな民族だなぁ。
私はジンギスカンが大好物なので、この「羊肉の日」に合わせて庭で花見がてら焼肉をやることにした。今年の天気は、温かい日があったかと思うと次の日には寒くなったりでなかなか庭で焼肉をする機会が巡ってこなかったのである。
昨日は何日か振りに最高気温が18℃になったので、近所に住む妻の両親と私の母を招いて皆でお花見をしようと思い立ったのであった。ところがわが家の桜はまだ蕾の状態、お向かいのお家の桜が満開だったので、お向かいの庭を眺めながら借景でのお花見をした。
外で食べるのは半年振りである。これから温かい春や夏を迎えるかと思うととても気持ちが良いものだ。季節感があってまことによろしい!
「街中の自宅の庭で焼肉がやれるなんて羨ましい」と東京の府中に居る姉が言う。以前にジンギスカンの肉を姉に送ってあげた時に、姉が自宅の庭で焼肉をやり始めたら、ご近所から「洗濯物に臭いが付く」と苦情が出て以来、外で食べたことがないと言うのである。
確かに、隣の家との間が狭く、隣の家の声が聞こえるような住宅事情では、これまた狭い庭で焼肉などもっての外ということなのだろう。
温かい日に、自宅の庭で、陽光を浴びながら炭火で焼肉を楽しむというのは、最高の贅沢なのかもしれない。