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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-05-16-Friday 結婚記念日

今日は私たち夫婦の結婚記念日である。

私たちが結婚したのは1985(昭和60)年5月16日(木)だから今回で23回目の記念日だ。

今回の記念日を機に色々なことを考えてみたが、23年間というと、夫婦生活の期間が、親と同居していた期間よりも長くなることに気がついた。妻とは小学校からの同級生で、共に27歳で結婚した、二人とも4年間は東京で大学生活をしていたし、卒業後は二人ともすぐに帯広に戻って来て再び親と同居したから、27−4=23で今日を境に夫婦生活の期間の方が長くなるのである。

共に親が近く(30m以内)に住んでいて毎日顔を合わせているから、別段それがどうしたということなのだが、区切りとしては感慨深いものがある。三人の子供たちが三人とも学校で帯広を離れているから今は夫婦二人きりなので、よけいにそれを感じるのかもしれない。

結婚式が木曜日だったのは、私の会社の定休日が木曜日だったからである。当時は父が「サニーデパート」という寄合百貨店を営業していたので、職場の関係者に出席してもらうには木曜日しかなかった為だ。一応は暦を調べて大安の木曜日を選らんだ。

新婚旅行は豪勢にヨーロッパ15日間の旅に出掛けた。旅行会社の支店長お勧めの旅行だったのだが移動が忙しかったのとフランスのパリでの日程が日曜日に当たっていた為に、ルーブル美術館もデパートも休業で行くところが無くてつまらなかったことを未だに妻に言われる。その度に今度連れて行ってあげると言い続けて23年が経ってしまった。

カレンダーの「今日は何の日」というので5月16日を見ると「性交禁忌の日」と出ていた。

気になったのでインターネットで調べてみると「電気も無い江戸時代の夜は暗いだけだから一年中性交ばかり、しかも一日に三〜五回もやっていた」そうだ。あんまり過ぎると身体に良くないからと、一年に一日くらいは性交をしない日を設けたらしいのである。江戸時代に発売された艶本『艶話枕筥』(つやばなしまくらばこ)という本に「五月十六日房内禁事、犯すときは三年を出ずして死す。」とあるのだそうだ。でも、何故この日にイタシタラいけないのかは色々調べてみたがよく判らない。この話は、平安時代の医学書「医心方」に由来しているのだという。こんな日に結婚していたとはと夫婦で笑ってしまった。でも、これは旧暦の5月16日だから、今の太陽暦に直せば今年なら6月19日(木)に当たるので関係ないといえば関係ないが・・・。結婚以来、私は妻一筋に「ミシンの針」「風呂場の軽石」(注)亭主状態できたのであるから、この日だけは・・・。

私たち夫婦は職場も同じだから、四六時中一緒に居る。昼食も一緒に食べに行くから、他人からは「いつもご一緒で、仲の良いご夫婦ですねぇ〜」と冷やかされることも多い。

さしあたって、このまま25年の銀婚式を無事に迎えたいものである。

(注)「ミシンの針」も「風呂場の軽石」も同じ意味である。質問「風呂場に置いてある軽石は何の為に置いてあるのか?」答えは「踵(かかと)を磨(す)る為だけ」→「かかとをするだけ」→「カカァとスルだけ」