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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-05-21-Wednesday 変だぞ!日本!

最近のニュースを見ているとやたらと腹が立ってくる。

特に「後期高齢者医療問題」や「道路問題」などの国会関係のニュースには怒りを通り越して諦めのモードに入ってきた。

「高齢者問題」は政府にお金が無いから、老人にも受益者負担をしてもらうということなのだろうが、当初、社会保険には潤沢な資金があったはずだ。それを、官僚や政治家が自分の金の様に浪費して(この表現は間違い。自分のお金でないから浪費してが正しい)厚生年金ナントカとかグリーンピアなんとか等に使ってしまってスッカラカンになってしまったのではないのか?

人口がいつまでも右肩上がりに増え続けるという、誤った予測(途中で予測の修正をしなかった)の基に浪費しまくったのだろう。近年、人口が減り始めた(しかもその内訳は若年人口が減り、老齢人口が増える)から、収入が減って支出が増えるという倍の苦しさになったということだ。

人口の増減ほど予測しやすいデータはないはずだ。人口が減る事は何年も前から言われていたことだ。顕在化する前に自分たちだけは天下りや、高額の退職金などの甘い汁を吸っておいて、後任の者たちに押し付けるという無責任で自分勝手な連中が招いた事態ではないのか。その汚いケツをなぜ国民が拭かなければならないのか?

道路問題もこれまでの人口増加の理論のままで、利権確保だけの為に利用されている。人口減少社会では、これまでの理論は通用しないのだから、まったく新たな方法を考え出さなければ、もはや対処療法の限界に達していると思う。

国会議員の顔ぶれを見ても、国を憂いてナントカしようという意志は微塵も感じない奴等ばかりだ。前回の参議院選挙で当選した連中はこれで6年間は自分の生活は安泰だと思っているのではないのか。実に情けない。こんな奴等を選ぶ国民も情けない。

ミャンマーのサイクロンで13万人以上、中国四川省の地震で4万人以上の犠牲者が出た。帯広市の人口に相当する人命が一週間の間に地球上から消滅してしまった。地球の災害は弱い所ばかりを襲う様だ。

先進国の投機マネーは、相も変わらず、生活必需品である食料やエネルギーを投機の対象にして稼いでは弱い国を益々痛めつけている。その上でやれ援助だ、何だと偽善を言う。何かがおかしくないか?本当に世界はこのままでいいのだろうか?