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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-05-22-Thursday ニュース

最近のニュースを見ていて不思議に思うことがある。

ニュースには偏向報道というのはないのだろうか?と。

日本のニュース番組ではミャンマーのサイクロンや中国四川省の地震に関しては被害状況や援助のことは出てくるが、現地で暴動や略奪などは起きていないのだろうか?

人間は食べなければ生きていけない。当たり前のことだが、これだけの災害が起きたらまず一番に心配なのが食料の供給だが、どうもどちらの国も満足な供給が出来ていないように見える。

日本人は1995年に起きた阪神淡路大震災でも、それ以後の大地震でも暴動や略奪などを起こさなかったから、ミャンマーや中国でも暴動や略奪が起きないと思っているかもしれないが、日本人ほど秩序だった国民は世界的には珍しい国民性だと思うのである。

きっとニュースには出さないが、暴動や略奪は起きているのではないだろうか?

飢餓状態になった時に、食べる為に犯罪を犯すことは十分にありえることだ。その時に、ミャンマーの軍事政府は、中国の軍隊は、どう対応するのか、秩序を守るためと称して同国人に向かって発砲するのであろうか?

翻って、これからの日本に於いて、同じ様な大災害が起きた時に、以前と同じ様に秩序だった行動を皆が取れるのだろうか?

局地的な災害で周辺地域に余裕があれば、まだ何とかなるだろうが、日本全体が被害を受けて、他人の事など構っていられない状態となったらどうなるのだろうか?

ここ最近、地球の気候変動が激しくなっているように感じる。世界中の農業地帯が同時に災害を受けるケースだってあるかもしれない。そうなったら他国に食料を輸出する余裕なんてなくなるかもしれないのだ。食べ物が無くなったら暴動が起き易くなるのだから・・・。

この面から考えても、やはり、日本の食料自給率を高める必要がありそうだ。自動車などの工業製品じゃ腹は満たされないのだから。