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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-05-28-Wednesday

汗のコンプレックスに悩んでいる。

子供の頃から掌(てのひら)や足の裏に大量の汗をかく体質であった。別段、緊張している訳ではなく普段の状態でも掌が汗でジトッとしてくるのである。鉛筆で作文を書くと右手の小指側一面が真っ黒になるし、原稿用紙が湿って破れてくるほどである。

冬に手袋をしていると雪にはまったく触れてもいないのに、学校に着いてストーブに手袋をかざすと湯気が出て来る。カバンの革の取ってはすぐに汗でダメになる。

趣味の手品をしていても、紙のトランプはすぐにふやけてくるし、コインやボールは汗ですべって落としてしまう。

その汗ばむ掌で他人の手を触ることが嫌なので、フォークダンスは大嫌いであったし、今も握手をすることが大嫌いなのである。

嘘発見器はウソを吐くと緊張から掌に汗をかくことを利用してウソを調べるようだが、私の場合は汗をかきっぱなしだからまるで役に立たないだろう。

足の裏も、靴下がすぐにビチャビチャになるほど汗をかく。濡れると気持ちが悪いから一日に靴下を何度も履き変えるので、幸い水虫にはならなかったが、靴の方がすぐダメになってしまう。まことに不経済な手足なのである。

そんな手足にコンプレックスをずっと持ち続けているのだ。

それに加えて近年は、変なところから汗が出るようになったのである。

温かい蕎麦やラーメンなどの麺類に香辛料を大量にかけて食べる時や、香辛料の利いたキムチなどを食べていると、頭のてっぺんから汗が吹き出てくるのである。辛いものが好きなものだから、よせばいいのについつい食べてしまうのである。馴染みのラーメン屋さんなどは私が注文するとすぐに他の客には出さないオシボリを出してくれるほどである。

不思議な事に、この時は身体の汗のかき易い部分、例えばわきの下あたりからは汗は出なくて、頭のてっぺんからしか出ないのである。汗がラーメンの中にしたたり落ちないように汗を拭き拭きしながら食べなければならないのだ。

これは身体が肥ったせいかとも思ったのだが、若くて痩せていた時には、辛いものは一切食べなかったから、相関関係は不明なのである。

最近、毎日のように温泉の銭湯に通ってサウナで汗を流すのであるが、昨日、温泉に行った時に変なことに気が付いた。サウナで大量に全身からの汗をかくとその時には掌からは汗が出ていないのである。汗をかく経路が身体と掌では違っているのか知らん。今度よく調べてみようと思う。