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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-06-14-Saturday 道新、朝の食卓33

北海道新聞2006年7月6日掲載「介護」

妻がシニア向けケア(介護)ショップを開きたいと言う。

親たちがそろそろ介護を必要とする年代に差し掛かってきたため、少しは勉強しておきたいと、妻は昨秋、ヘルパー二級の資格を取得した。介護はコツを知らないと、体力の消耗が激しく、世話をする方が腰などを痛めてしまう。コツを覚えると比較的楽に対応できるので、ケアショップで皆にもこのノウハウを伝えたいと言うのである。

この春の介護保険法の改正は要介護の人にとっては厳しい内容になり、家族のケアが重要になったから、社会的にも意義のある仕事だと思って賛成した。

ショップを開くには福祉用具専門相談員の資格も必要なため、妻は毎週札幌に通ってこの資格を取得し、独自に人脈を広げ、どんどん仲間を増やしている。

結局、中心街のビルの中に、車イスや電動ベッドを実際に使用できる1LDKの体験ハウスをこしらえ、介護教室、住宅改修相談、介護用品販売に対応する65坪の施設をつくってしまった。手すりやキッチンの高さ、浴槽、便器、壁の位置なども変えられるようになっており、状況に応じた住宅改修のポイントもつかめる。

一体、妻のどこにこんなバイタリティーがあったのだろう?

子供に手が掛からなくなったからだと言うが、もっと手の掛かる夫がいることもお忘れなく!