«前の日記(■2008-06-14-Saturday) 最新 次の日記(■2008-06-16-Monday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-06-15-Sunday 富士会議

伊豆の天城高原のIBM天城ホームステッドで

14・15日に開催された「第21回富士会議」に出席してきた。

この会議は日本アイ・ビー・エムが主催しており、35〜50歳までの全国各地で活躍しているオピニオンリーダーたちが集まって意見交換をする一泊二日の会議で、私は4年前から参加している。

伊豆の天城高原での昼から始まる会議に遅れずに帯広から参加するためには、どうしても前泊が必要になる。最初に誘われて参加した時にはどのような参加メンバーがいるのか分からなかったので東京で前泊してから入った。2回目の時には伊豆下田での講演の日程を入れて下田に前泊して臨んだ。だいぶ気心が知れた前回は、天城ホームステッドに前泊して、他の前泊するメンバーとの交流を深めた。

私は今回がこの会議を卒業する最後の回になるので、前回同様に世話人係りのメンバーと一緒に十数名で天城ホームステッドに前泊することにしたのである。翌日には全国各地から54名が結集した。

同年代の人たちと一宿一飯をすることによって仲間意識が芽生えやすくなる。私は勿論、得意のマジックを使ってコミュニケーションを充実させた。マジックというのは、なかなか役に立つ趣味だ。

今年のゲストスピーカーはフェラーリの車をデザインした人として有名な日本人のデザイナーのケン奥山氏である。年齢は一歳年下の49歳。同年代の人の話は育ってきた時代背景が同じなので理解がしやすく面白さが倍増する。

学者の研究した話というのも興味深いものだが、実際に体験した話というのはやはり説得力が違う。奥山氏の話には聴衆を喜ばせようというエンターテインメント性や、一旦決めたコンセプトはブラさないゾというある種の頑固さと情に流されない強靭な意志の強さを感じて、私のやってきた北の屋台の活動にも通じる共感を覚えた。

夜の懇親会で卒業生4名が挨拶をしたのだが、その時にとても驚いてしまった。この会では年齢を自分から言わない限り年齢というのは話題にならないから誰が何歳なのかが判らなかったのである。卒業生が11名いるとあらかじめ聞いていたので、どの人が卒業するのかだいたいの見当を付けていたのだが、私が「この人とは一緒に卒業だな」と勝手に思い込んでいた人の名前が一向に呼ばれないのである。「今日の出席者で卒業生はこの4名です」と紹介された。ということはこの場に居る残りの人たちは皆、年下ということである。ウ〜ン、年齢というものは判らないものだなぁ。