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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-06-16-Monday 富士会議2

会議は3時に終了するが

羽田空港を6時15分に出る帯広空港行きの最終便にはどの道、間に合わないから、結局、(前泊+)後泊が必要になる。

私を富士会議に推薦いただいた斎藤聖美さんは、このことをご存知なので、私のスケジュールを有効活用するために、斎藤さんが担当している成城大学での授業のゲストスピーカーとしてこの4年間、この時期に講演をするように依頼されていた。

斎藤さんは毎年お仲間を大勢引き連れて十勝を訪れてくれている大の十勝ファンの方であるから私に異存があるはずがない。大学生に講演できるのはとても楽しみなことのひとつでもある。

今年は、私の卒業ということもあって、「15日の晩には東京で夕食を一緒にしましょうね」とお誘いしてくれた。私は前泊したので、自宅に届いた斎藤さんからのメール内容の確認が出来ずに場所と時間が不明のままであった。伊東駅から斎藤さんの携帯に電話して、店の名前と住所と電話番号を聞いた。私の泊まるホテルが新宿ということもあって、新宿での食事にしたと言う。事前にインターネットでいろいろな店を調べたが、新宿は斎藤さんの守備範囲とは異なる場所だそうだ。食事をご一緒する斎藤さんのご主人も友人の方もまだ一度も行ったことのない中華料理のお店に決めたと言う。ホテルのフロントで場所を確認して出掛けたら、私が一番先に到着した。不安げに待っているとすぐに友人の大西さんが来られて、斎藤さんも続いたが皆、店が判らずに迷ったと言う。確かに判りにくい小さなビルの3階にある小さな台湾料理の中華料理店である。料理が出て来るまでは少々不安であったが、料理はとても美味しかったので満足した。料金も安くてとても良い店であった。やはり外見だけで判断してはいけない、ネットでの評判は正しかったのである。

食後に新宿駅前で別れて、ホテルに向かう途中の駅の構内で、私のすぐ後方で「バァン!」と甲高い破裂音がした。近くに居た若い女性が「キャァ〜」と悲鳴をあげたので、周りに居た人たちが騒然となった。私もビクッと驚いて足が止まってしまった。誰かが拳銃でも発砲したのかと思ったのである。しかし、何の事はない、近くに居たディズニーランド帰りの子供が持っていた風船が割れただけであった。こんなご時世だから人騒がせなことになるのである。

地震のニュースでスッカリ忘れていた秋葉原の事件を思い出してしまい、ホテルに戻るまで、背後から人が走ってくる様な気配がしたら、思わず後を振り返って見てしまうようになった。これでは安心して街を歩けない、秋葉原の事件を真似するようなバカが現れない事を願う。

なんて嫌な世の中になったのだろう。