2008年8月10日発行予定の勝見明著『「度胸の経営」(「次の一歩」この決断ができるか?)』三笠書房という本である。
著者の勝見明さんとは1995年からの付き合いである。この年、私は帯広JCが行った「国際環境大学構想プロジェクト」の担当副理事長としてプロジェクトリーダーを務めていた。JCの例会の講師として、会津大学などの開学をレポートしていたジャーナリストの勝見さんを招聘したのがきっかけである。その後、「北の屋台」を一橋大学の野中郁次郎教授(当時)と一緒にレポートしていただき、月刊誌「プレジデント」やリクルートの「Works」や日本経済新聞社の「イノベーションの作法」などでもご紹介して頂いた。
今回の本には、キャノンの御手洗富士夫さん、セブン&アイの鈴木敏文さん、楽天の三木谷浩史さん、旭山動物園の小菅正夫さんなど、今をときめくそうそうたる人物が紹介されている中に、私も登場しているので、とても気恥ずかしくそして恐れ多いことでもある。
今年の5月に東京で一緒にお食事をしたときに、「今度出す本に書いたからね」と言われたが、勝見さんには私が北の屋台を卒業した経緯を詳しく話してもいたのでどんな内容になっているのかとても気になっていたのだ。
卒業した後にも、こうして評価していただき、本に紹介してくれたり、講演によんでくれたり、帯広を訪ねて来てくれる方々がいることはとても嬉しい事である。今まで一生懸命にまちづくり活動に励んでいたことが決して無駄ではなかったと思えるこの頃である。