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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-09-27-Saturday 日本の政治

麻生新首相の支持率が出た。

新聞各社の調査で軒並み50%を下回っている低支持率である。福田内閣発足時よりも低いという。ご祝儀相場なのにこの程度の支持率なら、怖くて衆院解散が出来なくなるのではなかろうか?

やはり安倍、福田と1年ずつ二代続いた、無責任放り出し内閣の影響が大だろう。さすがに大人しい日本国民も1年程度で、しかも自分の我儘で政権を放り出したひ弱な世襲政治家の首相には嫌気が差したということかもしれない。麻生も世襲政治家だから表紙だけ替えても中身が変わらなければ同じ事の繰り返しだと判断したのではなかろうか。

麻生内閣が成立した途端に小泉元首相が引退声明を発表した。自分のやってきた改革(本当に改革かどうかは別として)を否定するような麻生内閣に対する小泉流の強烈な嫌がらせだろう。今回の自民党総裁選挙で自分が応援した小池百合子がまったく支持されず。影響力の低下が身に染みたのだろう。

しかし、なぜ小泉のような政治家に人気があったのだろうか?私にはいまだに理解できない。郵政民営化などという愚の骨頂のような政策であれだけ国民の支持を獲得したのだから、詐欺師的カリスマの素養があるのかもしれない。

私は郵政事業こそ国がやらなければならない事業の最たるものだと思うのである。後何年後かして、見捨てられた地域の人たちの怨嗟の声が出始める前に、さっさと辞めておこうとでもいうのだろう。彼のやった政策はどれもこれも好きになれない。

その小泉が後継者に次男を出すという。小泉のいう改革の正体見たりというところだ。所詮は改革、改革と言ったところで自分の家だけは、世襲の甘い蜜を吸って生きようとしているだけだ。次男が政治家に向いているというなら、自分の選挙区とは別の場所から立候補させるべきである。その方が小泉らしい(?)ではないか。

最近の政治家たちを見ていると、日本もいよいよおしまいかと感じてしまう。もう少し骨のある奴はいないのかねぇ。