25日の土曜日に夫婦で映画と食事とカラオケに行ったのである。周りの人達からは夫婦でデートをするなんてと変人扱いされている。
映画は最近観過ぎてしまって、観ていない映画がほとんどなくなってしまったので新聞の映画案内欄を見て「R−15指定」と出ていた「ウォンテッド」を観ることにした。テレビのCMでアンジェリーナ・ジョリーの後姿のヌードが映っていたのでそちらの方面(どんな方面だ?)を期待して選んだのである。
期待に反して彼女のヌードはCMと同じこれだけでセクシーな場面はほとんど無かった。
アンジェリーナ・ジョリーはデビューした頃(前かもしれない)に夕張映画祭に父親のジョン・ボイドと一緒に来日した時のニュースで見てなんてドブスな女だと思ったものだ。スッピンで化粧っ化が無く父親をそのまま女装させたような顔であったという印象しかない。それがツームレイダーあたりからやたらとセクシーな女優に変身した。そうなるとあのでか過ぎる目や太いタラコ唇がとても魅力的に見えるのだから人間の好みというのは不思議なものである。
妻はこの手の映画はあまり好みではないらしく、アンジェリーナ・ジョリーも顔の造作がやたらとでかいブスな女にしか見えないようなのである。男と女とでは美人の観点が異なるのであろう。映画の内容は面白かったがやたらと人を殺しまくる映画は見ていて気持ちの良いものではない。R-15の指定は殺人の場面が多いところからだというのは観終わってから気が付いたのであった。
映画の後は初めての居酒屋に入店した。予約無しで行ったら満席であった。帯広では新しい店はどこも流行っている。十勝人の新しもの好きの性格が現れているようだ。帯広ではオープン時よりもその後が長続きするかどうかが問題なのである。1時間だけならOKと言うのでそそくさと注文して、さっさと食べて店を出た。
そのまま自宅に戻ろうかと思ったのだが、妻が久し振りにカラオケに行きたいと言い出した。こちらも1時間だけ歌いまくって家に戻った。
この日は中心街にずいぶん人が出ていた。正装している人が多かったから結婚式でもあったのだろう。不景気になるとまずは外食を控えようという意識になるらしいから、帯広はまだまだ危機感は薄いのだろう。夜の街がしんみりしていると気分も暗くなるから、皆もっと酒でも飲んでパァーッと明るく行きましょうヤ。