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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-11-13-Thursday これって政策?

経済政策が変だぞ!

世界的な経済恐慌に陥らない為の麻生内閣の経済政策が迷走につぐ迷走を続けている。特に給付金なるものは毎日毎日大臣たちも言っていることがコロコロ変わっていて、本当にこれで大丈夫なのかなぁと思ってしまうようなお粗末な対応である。

全世帯に給付すると言ったかと思うと、所得制限を付けると言ってみたり、所得制限を法律で規制するのは手続き上面倒だから、高額所得者は辞退して欲しいだとか、その高額所得者もいくらの収入があったら高額所得者なのかといった議論もある。

世論をみても、この給付金は効果の程も疑問に思っている人たちが多いようである。

麻生首相はどうやら誰にも相談しないで勝手に公表しているように見える。だから言ってしまった後で誰か大臣クラスの人間が何か苦言を言ったら「あぁそうか(麻生か)」と駄洒落を言って内容を変更しているのではなかろうか。麻生首相は案外とオッチョコチョイな性格なのかもしれないなぁ。

迷走を続ければ効果も無くなるし、悪評だけが増えるのではないのだろうか?選挙目当てのバラマキが逆効果になってしまう可能性だって高いと思うから、いっそゴメンナサイと謝ってしまって、やっぱり止めにしますと言ってしまった方が良いのにと思ってしまう。

大体が今一人12000円を給付するのに税金を一体いくら使うのかは知らないが、かなりの経費(税金)を掛けて配っても経済対策としてはさほどの効果も無い。かえって、後日にこの分も含めて消費税を上げてくれと言われても国民は納得しないだろう。

そもそも、年金にしても官僚が無駄使いしたり、素人的な運用をして損失を拡大したりした穴埋めを国民がしなければならないなんて誰が考えたって可笑しな話である。官僚にもキチンと責任を負わせるべきだ。

私にしてみれば、田母神前空幕長の論文問題よりも、農林中金に天下りした農林省の官僚がサブプライムローン関係で空けた巨大な経済的損失の責任を追及して欲しいくらいである。下手したら全国の農協が全部破綻してしまうかもしれないくらいの巨大な損失らしいのだ。