が所属していたバンドのコンサートが帯広市内で行われた。
知人たちが企画したのでチケットを購入し妻と二人で出掛けた。チケットには「ワンドリンク付き」と書いてあったので飲み物が一杯だけ付いて食べる物は何もないのだろうと思い、早目に家を出て会場近くのイタリアンレストランでパスタとピザを食べてから会場に入った。
するとオードブルのようなものが各人ごとに皿で出てきたのであるが直前にお腹一杯に食べてしまったのでほとんど口にすることが出来なかった。簡単な「軽食とワンドリンク付き」と表示してくれていたらもう少し軽めの食事にしたものを、まったくモッタイナイ。
クニ河内さんは十勝環境ラボラトリーにも何度か参加してくれていたのでかなり近しい間柄だが、クニ河内さんが所属していたというザ・ハプニングス・フォーというバンドがグループサウンズの一つだったというのは、あいにく私も妻も知らなかった。
クニ河内さんは「ピカピカの一年生」などのCMソングの作曲者だとばかり思っていたのである。去年の暮れ頃に、隣町の音更町文化センターで行われたクニさんとトワ・エ・モアとのジョイントコンサートの時も子供向けの曲ばかり演奏していたので、ハプニングス・フォーがこんなに洒落たバンドだとは想像がつかなかったのである。
この日のコンサートはど真ん中の最前列に案内されて、絶好のポジションであった。演奏者が真近かに見えてとても面白かった。軽快で洒脱な懐かしい歌と演奏でとても楽しい一時だった。
ただ残念だったのは、飲食を伴うコンサートだったが為に、観客が場末のキャバレーと勘違いしたのか、タバコをスパスパとやたらに吸うし、となりのおばちゃん二人はズ〜ッと世間話をし通しだった。彼女等は一体何をしに来たのだろうか?回りの雰囲気をぶち壊し、演奏者の気分も悪くさせている。「いい加減に話を止めろ!」と注意したかったが刺されたら困るから止めておいた。
今日日下手な注意をして殺される事件が多いからなぁ〜。でもそうだから増長するのか、それとも気が利かないのか、何にせよ自己チューな奴が増えて嘆かわしい。