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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2008-12-16-Tuesday 上京

15・16日と東京に行って来た。

先週に続いて二週連続の東京である。

世のニュースは不況だ不況だと騒いでいるが、この2週間の東京では全然不景気な感じがしなかった。

15日の夜は東京の大学に行っている娘を呼び出し、一緒に3人で新宿で食事をした。新宿は人、人、人で溢れかえっている。早目のクリスマスなのか忘年会なのかは判らないが、どの店も混んでいるようだった。

若い人達や、おばちゃん連中には不景気など無関係なのかもしれない。

きっと不景気なのは中年のおじさん連中だけなのだろう?

16日の月曜日の朝8:00に上野から電車に乗り赤羽で一旦降りたのだが、赤羽駅ってこんなに人の多い駅だとは知らなかった。学生時代に住んでいた池袋駅並み(少々オーバーかな?)の混雑である。埼玉に自宅のあるサラリーマンの出勤時間と重なった為であろう。私は逆方向だから電車も空いていたが、都心に向かう電車はかなりな混雑である。

毎日、毎日彼等は電車を乗り換え、乗り換えしながら2時間程も掛けて通勤しているのだろう。帰りは時間がズレるから行きほどの混み様ではないだろうが、それでも帰る方向が同じだから混み合う電車に揺られてまた2時間程掛けて自宅に戻る。毎日往復4時間も電車に揺られる生活は、私の様な十勝人には絶対に出来ないと思う。私の会社と自宅の間は徒歩で12分、東京なら地下鉄の乗換で歩く距離に匹敵する。

ソニーやトヨタなどの世界的な大企業に勤めていても明日はリストラされるかもしれないなどと思いながら毎日往復4時間の通勤は重労働以外のなにものでもない。

もはや、世界的な大企業ですら一生(定年まで)勤めることが出来ないとするならば、何の為に、一生懸命勉強して良い学校に入らなければならないのかも判らなくなってしまう。

終身雇用、年功序列は日本が経験上で生んできた文化だ!

それをバカ者どもが破壊して能力主義だの能率主義だのと余裕の無い制度に変えるからギクシャクした世の中になってしまったのである。

老後に安心して暮らせるという保障があったから、若い時にお金を使ったのである。その安心を奪うから不景気になるのだ。

もう一度早い機会に、日本の終身雇用と年功序列を見直したら良いと思う。

アメリカ型モデルは崩壊したのだ!