去年9月中旬に第1章を観たら面白くなり、原作の漫画が読みたくなって古本屋に駆け込んで全巻(24巻)大人買いをして1日で読みきった。家族の全員がこれは面白いと、すっかり20世紀少年にはまってしまった感じであった。早く映画の第2章が観たくて初日に妻と息子と3人で観に行ったのである。
第1章の時には原作を読む前だったから、ワクワク感があったが、原作を読んでしまうと、あぁ、ここは原作通りだ、ここは原作と違うなとついつい原作との比較が邪魔をして第1章ほどは楽しめなかった。
しかし、なかなか面白い。さすが「トリック」の堤監督は上手い。
それにしても、この映画を観ると新興宗教が恐ろしくなる。恐らく漫画の原作者はオウム真理教の地下鉄サリン事件にヒントを得てストーリーを作ったのだろうが、その他の新興宗教の要素も混ぜ合わせているようだ。世の中が不景気になると、神頼みが増える傾向にあるらしいから、この100年に一度の不景気で新興宗教も信者をかなり増やすのだろうなぁ。
帯広にも続々と新興宗教の道場が建設されている。でも、帯広にそんなに大勢の信者がいるのだろうか?
神頼みも数打ちゃ当たるで一人でいくつもの教団に入っていたりして・・・。