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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-02-02-Monday 政治家の質

昨日、麻生首相の漢字のことを書いたら、

今日は地元出身の中川昭一大臣のことが言われていた。

国会答弁で中川昭一財務相が28日の衆院本会議で行った財政演説について、財務省が26カ所の訂正願いを衆院事務局に提出したことが30日に分かったというではないか。

実際に訂正するのには衆院議院運営委員長や自民、民主両党の同委理事の了解が必要となるらしい。しかし民主党は「尋常な数ではないので財務省に説明を求める」として了解を先送りする異例の事態になっているとのこと。

財務省の訂正願いによると、中川大臣は「歳入」とすべきところを「歳出」と言った他に、数字でも「7兆4510億円」を「7兆4050億円」などと2度も間違えていたとのこと。「経済を守る」を「経済を図る」と言うなど日本語として成立しない発言もあったとの報道である。

財政演説で中川大臣は「渦中(かちゆう)」を「うずちゅう」と誤読したが、幸いなことに漢字で書かれている速記録では読み方まで分からないから、財務省の訂正願にはこの誤読は含まれていないという笑い話まである。

民主党からは「演説を練習しないで臨む気の緩みの表れ。まさに政権末期だ」という批判が噴出している。

中川大臣は東大出身なんだからまさか漢字が読めない訳ではないだろう。財政演説は本来なら大臣としての重要な仕事のはずなのに緊張感が足りないと言われてもしょうがない事態である。その内、週刊誌に二日酔いだったなんて書かれる可能性が高いぞ。しっかりとやって欲しいものだ。