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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-02-23-Monday リーダーたるもの

日曜日の昼のテレビで

石原慎太郎東京都知事がテリー伊藤のインタビューに答えていた番組を見た。

話が中川昭一元大臣のG7での会見問題になった時に、昭一氏の父親の一郎氏についても「酒は好きだったが、酒には弱かった」というようなコメントをしていた。一郎氏の裏話として、中曽根康弘氏との会合を石原氏と渡辺美智雄氏でセッティングした時に一郎氏が遅刻して来て、しかもへべれけに酔っていてまったくまともな会談にならなかったということである。あの時のあれがなかったら中川一郎の政治人生が変わっていたかも・・・とも言っていた。

今回の昭一氏の会見問題も政治生命を失うほどの大問題なのだが本人には当初その感覚はなかったようである。深酒するとどうやって自宅に帰ったか憶えていないなどということがよくあるものだが、それと同じで本人は酒を飲み過ぎて記憶がまったく無くなっていたのかもしれない。

自分を律することができない人間にリーダーの資質はないと思う。

また、麻生首相についても「漢字が読めないというのは、侮蔑の対象になる。リーダーが部下から軽蔑されるようになったら威厳がなくなりその地位を保てない」というようなことも言っていた。

小説「ろぼうの城」のように頼りない城主を部下が盛り立てるというケースも稀にはあるだろうが、その場合にはリーダーに人間的魅力が必要になるだろう。

人間的魅力にも乏しく、能力も無い人間がリーダーを長く務めることはどんな組織であっても難しいことだろう。

私の身近にも、口だけは達者で、その場しのぎの嘘を並べ立てて何とかその地位を保っている輩がいるが、部下から軽蔑され始めたらその地位も危ういものになるだろう。ウソはかんたんにバレるのであるから・・・。

転がり込んだ地位は長続きはしない。

リーダーは常に研鑽を積み、人徳を高める努力が必要なのだ。私も肝に銘じておこう。