まだ実際には会ったことがない人なのだが、マジックの本の収集仲間としてメールでのヤリトリが2年前から続いている。3月初旬にマジック仲間数名で北海道を訪ねたいというのである。
彼はマジックの映像を主にコレクションしている人なのだ。
私のマジックの師であるジミー忍師が昭和51年(私が入門した年)以前からソニーのU−matic(ベータ以前の機種でテープが大きい)というビデオの機械を持っていた。ジミー師の自宅でそのビデオを見ながらマジックの練習したことをブログに書いたら、彼から是非そのテープを借りてダビングさせて欲しいとの依頼を受けたので、ジミー師の奥さんに電話してビデオテープを借りて送ってあげたのである。U−maticは機械がもう無くて見ることが出来ないのだが、彼は友人が持っているから今の内にDVDに編集しておきたいというのだ。嬉しいことに私用にもDVDにしてくれたので昔の懐かしい映像を見ることが出来た。
その後のやりとりで、私も大学を卒業した昭和55年に最初の給料ですぐにビデオの機械を購入し、以後のテレビで放送されたマジックの番組は全て録画してあると書いたので、是非ともそれを見たいというのである。
マジックの本はなんとか整理したが、ビデオはまだ自宅の一室に埋もれたままであった。なにせ、マジックだけにとどまらずに面白そうな番組は全て録画したからビデオテープが500本位はある。しかも何を録ったのか一切ラベルに貼ってないから、どれがマジックのビデオなのか他のビデオなのか全く分からないのだ。
調べる為には少しずつでも1本ずつ見る必要がある。
何せ結婚する前はスケベなポルノビデオもかなり集めていたので妻の居る前でビデオの内容を確認するのは気が引ける。
土日に妻が東京に行くのでこの機会しかないと、2日間で500本ほどのビデオの中身を確認することにした。
調べておいて良かった〜。恥ずかしいポルノビデオもかなり混じっていたのだ。
マジック関係のビデオは150本ほどあった。良くもこんなに録ったものである。録画しておくといつでも見られると思って安心してしまい、録画しっぱなしで後からは見ないから何が録画されているか全く分からないのである。未だにその癖が抜けないから今も持っているだけで活用していないのだ。
たぶんこんな機会でもなければ未だに部屋に埋もれたままだったろう。
整理するキッカケになったのでとても良かった。後はジックリと見て誰が写っているのか細かく調べることにするとしよう。