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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-05-09-Saturday 東京2

8日に映画を観た後、

私のマジックの師匠である故ジミー忍師の未亡人の「こまだまこママ」に連絡を入れた。

六本木に昨年オープンした「六本木マジックシアター」を一緒に観に行こうとデートに誘ったのである。

六本木で待ち合わせをしようということになったが、六本木は最近、行ったことがない。

学生の頃は六本木で待ち合わせ場所と言えば「アマンド」前と相場が決まっていたからそこに決めたのだが、行ってみたらアマンドがない!なんと工事中であった。

待ち合わせ時間よりも1時間早く着いたので、ミッドタウンを見学に行った。防衛庁の跡地にすごい空間を持ったビルが出来ていた。初めて見たが、金曜日の17時過ぎだというのに、あまり客はいない。超高級ブランドのファッション店が並んでいるが、売れている様子は感じられなかった。あの場所であの建物なら家賃は相当高いだろうに、あれでは商売にはならないだろうなぁ〜。

18:45に待ち合わせ場所のアマンド前に行ったら、関西の大学でマジックをやっていた伊藤さんという人も来ていたので3人で「六本木マジックシアター」(港区六本木3−15−24 belle六本木6階 03−3403−9222)に行った。

今月から料金体系を大幅に安く変更して、一人3000円で飲み放題・二皿までバイキング形式で食事も出来るという。マジックはステージとクロースアップを両方見せてくれるので、この料金ならとてもリーズナブルである。

ステージマジックのゲスト出演者は「麻友子」さんという23歳のいかにも大学のサークルでやってましたという感じの女性マジシャンだった。四つ玉とカードマニュピレーションという学生マジシャンが大好きな演目であったし、学生特有の決めのポーズがやたら長いという特徴が垣間見えたからだ。しかし、技術的には素晴らしかった。やはり芸能は生が一番である。

よっぽど練習を積んだ感じがする。今年、北京で開催されるマジックのオリンピックFISMに日本代表で出演するらしい。たいしたものだ。こういうお店で出演する機会が多いととても勉強になる。若手マジシャン達の為にもこのお店には頑張ってもたいたいと思う。

9時に入替時間になったので店を出て、今度は西城秀樹の甥っ子が4月に開店した六本木のマジックバー「ポチの魔法」(港区六本木4−10−2 荒川ビル2階 03−3423−1688)という店に行きたいとまこママが言う。なんでも、秀樹の甥っ子氏は幼少の時にジミー師のマジックを見て、すっかりマジックにはまってしまった人だというのである。開店に際して案内をもらったのでこの機会に顔を出したいと言うのだ。まだ9時半を過ぎたばかりだったし、私に異論はない。もう一人の伊藤氏も行きたいというので歩いて向かった。

この店はカウンター越しにクロースアップマジックを見せてくれるマジックバーである。

大阪から出て来たばかりという若い二人のバーテンダーはどちらもすごくマジックが上手かった。伊藤氏は酔っ払ったのか、自分でもマジックを見せ始め出した。どうやらマジシャンという人種は酔っ払うと、見ているだけでは飽きたらずに、自分でもマジックを披露したくなるようである。

結局この店には1時半まで居たので電車がなくなり、仕方なくタクシーで戻るはめになった。

新宿のホテルに着いたのは2時頃であった。

7時から1時半過ぎまでズーとアルコールを飲み続けである。さすがに12時過ぎて飲むのは身体にこたえる。明日は大学のマジッククラブの同窓会だ。果たして明日は一体どうなる事やら・・・