森光子の「放浪記」が2000回の上演をしたというニュースが流れた。「そうだ!せっかくだから帝国劇場に行って放浪記を観よう!」と思い立ち、有楽町に向かった。
帝国劇場に行くと「今日は休館日です」と受付の女性が言う。こちらはまさか日曜日のお昼に休みとは思っていなかったので、確認もせずに当日券を求めて行ったのである。
遊楽町駅に戻ると駅前にビックカメラがある。私はこの店の3階のゴルフショップが贔屓なのだ。私が好きなメーカーのPING社のカスタマー・フィッティング・ショップがあるからだ。去年も2本のドライバーをこの店で購入している。
入る前には絶対に買わないぞ!時間潰しにヒヤカシニいくだけだゾ!と心に決めて入ったのに・・・
アイアンの試し打ちをさせてもらった。フィッティングをしてくれる人が、現在どんなクラブを使っていますか?と聞くので、「25年ほど前からピンアイ2のベリリュームカッパーを愛用しています。」と答えた。なにせこのアイアンが気に入っているのだ。初代のピンアイ2はルール不適合になってしまったので、90年に2代目のピンアイ2+に替えただけで、ず〜っと25年間浮気もしないで使い続けているのである。今更替えるつもりはサラサラ無かったのだが、どこでお買いになりましたか?と聞くので、「たしか御徒町の二木ゴルフだったと思います。」と答えた。「では、お買いになる時にフィッティングはどうされましたか?」と聞くので「自分で身長から割り出してオレンジコードにしました。」と答えたら「じゃぁ一度正確に測り直しましょうか?」というので測ってみたら、私にピッタリのカラーコードはオレンジではなくて3段階上のブラックが合っているというのである。
このカラーコードはピン社独特の身長と手の長さ等から自分に適合したライ角のクラブを見つけるシステムで、このシステムが気に入ってピンのクラブにしていたのに、その肝心の測り方が自己流で適合していなかったとはショックだった。
こうなると、急激に不安が襲ってきた。飛ばないのはカラーコードが適合していなかったからではないのか?と思えてきたのである。
そう聞かされてから試し打ちをしている内に、新しいクラブが段々と良さそうに感じてきて、買わずにこのまま帯広に帰ったら後悔しそうだと思えたのである。そしてついに買ってしまったのだ。
あぁ〜、どうしよう!
妻に何て言い訳しようか?
でも、25年間も同じアイアンを使い続けたんだし、妻とよりも付き合いが長いしなぁ〜。ゴルファーの友人の中には毎年アイアンを買い換えている人もいるしなぁ〜。
まぁ、何とかなるだろう。