«前の日記(■2009-06-01-Monday) 最新 次の日記(■2009-06-03-Wednesday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-06-02-Tuesday 補正予算

29日に補正予算が成立した。

過去最高額の約14兆円という巨額なものだ。だが、中身は「バラマキ」以外のなにものでもない。同じ金額を使うなら派手なバラマキよりも、将来に有効な政策に先手を打つ様な予算の使い方をしてもらいたいものだ。ただの無駄使いに終わって、益々若い世代にツケを回しただけではないのだろうか?

麻生総理は、厚生労働省の分割案などを唐突に出しては、いきなり引っ込めてしまう、まるで思い付きで政策をするお坊ちゃまの様にお見受けするが・・・。

テレビで「新型インフルエンザ」への対応の政府広報で、麻生首相が香具師のおっさんみたいなダミ声で「冷静な判断を願います」みたいなことを言っているが、一番浮き足立っていたのが内閣なのではないのか?

あの水際対策とやらに、一体いくらの金を使ったのか?

国会の開期を55日間延長するというが、これも一体いくらの経費が掛かるのか?もういい加減に無駄使いはやめて欲しいものである。

もうどうせ民主党に政権を取られるのは必至だからと踏んで、国の金を全て使い切ってしまうつもりなのではあるまいか?使い切るのならまだしも巨額の借金を背負わせるつもりなのでは・・・。

官僚達もこれ幸いと、バカな自民党を騙くらかして、自分たちの天下り先にお金をジャブジャブ回すような予算配分にしている。

日本の国会には討論することも出来ずに汚い野次を飛ばすことしかできない議員に、世間知らずの二世のお坊ちゃま議員に、政治の才能とは無縁なことで顔と名前が売れているタレント議員しかいないではないか!

この国は一体どうなってしまうのか!

景気は「気」だ!今日よりも明日が良いと思えばお金も使うが、明日がどうなるか判らなければ使いたくても使えない。

今年の大学4年生は就職先も少ないだろうし、就職した人間もいつ会社が倒産するか判らないような状況だ。このまま歳を取ったって、年金もまともにもらえるか不安だろう。明日への希望が持てない社会は悲惨である。だから、就職に失敗したのは教授のせいだと人殺しをしたり、見ず知らずの人間を巻き添えにして線路に飛び降りたりするのだ。

もう少しまともな政治家が現れないものだろうか。