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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2009-07-16-Thursday 自民党よ!

自民党はいよいよ末期的症状を呈してきた。

ここ2,3日の動きは、国民から見たら何をバカなことをやっているんだろうとしか思われない様な程度の低い争いである。

そんなことにも気が付かないから、政治家は国民から馬鹿にされるのである。

12日の東京都議選の大惨敗があったものの、麻生首相周辺の動きはこの事態を予測していたのだろう、かなり迅速な対応だった。7月21日に解散し、8月30日に投票することで自民党内のおおかたの了承を得てしまったからだ。

14日に野党から提出された不信任案は衆院で自民・公明両党の多数で否決された。ということは、つまり自民党も公明党も麻生首相を信任したということになる訳だ。

あぁ〜それなのに、それなのに、自民党の中川秀直・武部勤両元幹事長などの次の選挙で当選が危ういと言われている大物(?)議員たちが、麻生首相では総選挙は戦えないと言い出して、両院議員総会の開催を求めて自民党議員達に署名を求めているというのである。

両院議員総会の開催には自民党議員の128名の署名が必要だが133名にも達したということだ。同じく選挙が危ないと言われている与謝野財務大臣が15日に首相官邸に石破農水大臣と共に訪れ、退陣を促したというニュースも流れた。先の東京都議選の結果を見れば、東京都選出の与謝野氏が青くなるのもうなずける話だが、みっともない。

共に前回の総裁選挙を戦ったライバルだからといっても、2人とも現在は内閣の一員なのだから、ここは麻生首相を支えねばならない立場だろう。

どうも、筋が通っていないように感じるのだ。たとえ沈むタイタニック号であっても、泥舟であっても、船長や船員の任務は乗客の安全確保であろう。それなのに幹部の船員が我先にと麻生丸という船から逃げ出そうとしているようだ。こんな人達に国政を任せておけるのだろうか?

国会議員の質の低さはすでに露呈しているが、こんな醜態を晒しているようでは自民党に明日はない。

もういい加減にしろ!