衆院選への出馬を断念したとのニュースが流れた。
当初、東国原知事が「私を自民党総裁候補として担ぐ意志があるなら出馬しても良い」と言った時には、自分を高く売り込む、なかなかにしたたかで上手い戦術だなぁ〜と感心したのだが、予想以上の反発が、宮崎県民からも、また国民全体からも、そして自民党側からも出てきたし、自民党の凋落がこれまた当初よりも激しくて、自民党から出ても全くメリットがないと踏んだのだろう。
東国原からも見離されるようでは、こりゃ〜いよいよ自民党も終わりだなぁ〜。
どだい、まだ1期も知事を務めた事のない、しかも政治的には大した実績も無い人間が、セールスマンとしての勢いだけで日本の首相候補になるのかと思ったが、さすがにそれは回避されたようだ。
日本国民もさすがにそこまで馬鹿ではなかったか。
政治家がタレント化しているのか、タレントが政治家になりたがるのか分からないが、選挙にはもっとましな選択肢がないのかと思う。
20歳で選挙権を得てから今まで全ての選挙に投票に行った私がそう感じるのだから、投票率が下がるのも仕方ないと思う。
あれッ、これはひょっとして投票率を思い切り下げさせる自民党の作戦だったりして・・・。